インタビュー

全員若手とはいえ、競輪のレースには珍しく、ラインを作らず、全員が単騎を選んだヤンググランプリ2016。
そのレースを制したのは、最終2センターで大外から一気に内に突いて、そのままゴールまで駆け抜けた105期静岡の渡邉雄太選手でした。
-ヤンググランプリ2016優勝おめでとうございます。
狙いに行ったので良かったです。力を出し切るだけでした。107期は強かったので、とにかく力の出し惜しみだけはしないようにしました。
-2016年を振り返るとどうでした。
自分の中では、よくなかったので、ヤンググランプリを獲れて良かったです。
-さてヤンググランプリですが、レースは全員単騎という珍しいパターンでした。また、その中で単騎戦でしたが、作戦とか考えていました?
新山(響平)さんと吉田(拓矢)さんしか考えていなかったです。その二人は絶対に行くと思ったので、4コーナー勝負か2センターと決めていました。レースの周回中は中団を取りたかったんですが、ちょっと失敗したので、後方になってしまいました。途中、落車で、危なかったので巻き込まれないようにしました。
-最終バックは吉田選手の後ろに位置していました。その辺りは?
あんまり車の出は良くなかったんですけど、前が吉田くんだったので。そして最終2センターで、内にいきました。
-そして4コーナー。内にいきましたがいけると思いました?
そうですね、内が空きそうだったのでチャンスあるかなと思いました。
-ゴールはどうでしたか?

ヤンググランプリ2016ゴール
今までで一番伸びていたと思います。
-ヤンググランプリを獲った今、次の目標は?
これは若手だけなので、これからはしっかりトップになれるように頑張ります。
-一緒に過ごしたグランプリ選手を見てどう思いました?
オーラが違うのでオーラをしっかり作っていきたいと思います。