インタビュー

簗田一輝選手の調子が上向いている! 5月名古屋記念では決勝で好走し、同県の先輩・渡邉雄太選手の優勝に大きく貢献し、また続く6月奈良FIでも完全優勝と活躍中だ! このままの調子が続けば、目標もすぐに達成できそうだ。名古屋記念のように簗田選手の活躍が静岡に勢いをつけてくれそうだ。
もっと上の舞台で勝てるように頑張っていきます
-近況の調子は?
「ちょっとずつ良くなってきていますね」

-好調の要因は?
「前期は落車が2回あって、それがけっこうきつくてですね。最近になってちょっとずつ身体の方がよくなってきたので、自転車も進むようになってきました」

-今の力が簗田一輝選手本来の力なんですね。
「本来というか、練習もちゃんとしているのでやっと調子も出てきたかなという感じです」
-競走で一番心がけているところはどこですか?
「行けるところから全力でっていうことは思っていますね」
-最後まであきらめない走りが見ていて印象的ですね。
「そうですね、最後まであきらめないですね」
-そこは負けず嫌いだから? それとも全力で出し切ろうっていう気持ちですか?
「負けたくないからですね!」
-今の目標は?
「GIの出場権を取りたいなと思っているので、頑張りたいですね」
-そのための課題は?
「もっと大きいところで、記念とかFIの決勝とかで、もっと勝てるように力をつけていかなきゃなっていうことが一番ですね」
-記念と言うと、名古屋記念の決勝の渡邉雄太選手との連携が印象に強いですが、あの時はどう話し合ったんですか?
「ホームは全開でっていう話しで、あとは雄太さんが僕に全部任せてくれました」
-最近は、静岡の若手2人の連携ってなかなかなかったですからね。気持ちも入りましたか?
「雄太さんが先にデビューして、僕は雄太さんを追いかけて、ずっと頑張ってきたので、連携できてよかったですね」
-次に並ぶ時は前後逆はありえますか?
「あると思います、いつかは」
-2人でこれからも頑張っていきたいっていう思いはありますか?
「そうですね、頑張っていきたいですね」
-最近のレースでベストレースをあげるとしたら?
「名古屋の決勝か奈良FIの決勝ですね」
-練習方法は?
「師匠は引退しちゃったんですけど、師匠の作った藁科軍団で一緒に練習させてもらっています」
-では街道が中心?
「はい、街道が中心ですね」
-バンク練習は?
「競走と競走の合間に1回か2回くらい入る感じです」
-藁科軍団といえば、新人113期の吉元大生選手もいますね。将来は一緒に?
「あがってきてくれたら、いつでも待っているぞって(笑)」
-そうやって静岡の若手が勢いをつけていくのは理想的ですよね。
「そうですね、最近少しずつ若手も増えてきているので、これから楽しみですね」
-若手同士で練習したりすることはあるんですか?
「はい、バンクで練習する時は若手が多いので、皆で刺激し合いながら、楽しくやっています」
-その中心は渡邉選手?
「雄太さんもそうなんですけど、109期の遠藤勝弥さんが盛り上げてやってくれますね」
-それを聞くと静岡の将来が楽しみになりますね。
「そうですね、まとめるのが上手なので楽しいですね」
-検車場で見ているとマイペースな印象もありますが、実際はどうなんですか?
「あぁ、マイペースだとは僕は思ってないんですけど、マイペースって言われますね(笑)」
-ご自の性格を表すと?
「負けず嫌いが大きいと思います」
-それは選手に向いていますね。最後にファンにメッセージをどうぞ。
「もっと上の舞台で勝てるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」
簗田一輝 (やなだ・かずき)
1996年1月9日生まれ 身長168.8cm 体重72.1kg
趣味や癒しの時間は?
「ゲームが好きなのでゲームをやっています。オフの日とかずっとやっちゃいますね(笑)」
そうしてリフレッシュできるから、また頑張れるんですね。