インタビュー

太田竜馬がヤンググランプリを制した! 2017年のヤンググランプリでは2位と惜敗をしたが、2018年はしっかりと勝利を手中にした。過去のヤンググランプリを研究し、勝機を逃さずに冷静に走った結果だろう。この勝利をきっかけに、2019年はさらに躍進を誓う太田に要注目だ!

優勝がわかった時に本当に嬉しさが溢れてきました!
-今の心境は?
「走る瞬間も夢のようでしたし、今も夢のような心境です」
-ゴール後に喜びが爆発してるように見えたが。
「瞬間はわからなかったですけど、ビジョンを見て自分が映っていたので、ヨシって、本当に嬉しさが溢れてきましたね。もう優勝する気持ちで来たので」
-そこには2017年ヤンググランプリ2着という悔しさもあった?
「あまり気にならなかったんですけど、111期にちょっと負けている感じもあったので(昨年は)107期が獲ったし、順番通り109期が獲りたいと思っていました」
-レースを振り返って。
「もう前からと思っていました。過去のヤンググランプリのレースを振り返ってみると、だいたいのパターンがあったので、脚をためた方が有利だなと思っていました」
-周回中はどんなことを考えていた?
「周回中はそんなに考えていなかったですね、リラックスって感じで」
-竹内翼選手と松本貴治選手が動いていったが。
「自然な感じでしたね、並びを見ていて。理想は竹内さん中団で、愛媛が先行して、中団がもつれる展開だったので。その通りになっていました」
-自身の仕掛けについて、 2コーナー辺りからコースは見えていた?
「見えていたというより、身体が勝手に動いた感じでしたね。いま振り返っても、どこを走ったかがわからないです」
-反応に任せて?
「はい」
-踏んだ手ごたえは?
「ちょっと2センターくらいからしんどかったんですけど、最後踏み勝った感じですね」
-ゴールした時は?
「もういっぱいだったのでわからなかったですね。確信はなかったですね」
-優勝がわかったのは?
「オーロラビジョンで5番車が映っているのを見て、喜びが溢れてきましたね」
-ヘルメットも投げていた。
「やってみたかったんです(笑)。皆がやっているのを見て、『カッコイイな~』って思っていたので」
-すでにGI、GIIの決勝戦を経験したが、2019年の目標は?
「今までは決勝に出ただけみたいな感じなので、ちゃんとそこで結果を残せるようになりたいですね」
-ファンにメッセージを。
「応援ありがとうございました。これに満足せず、2019年も頑張りますので応援よろしくお願いします!」
太田竜馬 (おおた・りゅうま)
1996年4月4日生まれ。身長175.1cm 体重71.1kg
大きな目標は?
「まだまだ力不足なんですけど、いつかはSSになりたいので、ちょっとずつ力をつけていきたいです」