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松本貴治(愛媛・111期・S級1班)
松本貴治がヤンググランプリを冷静な走りでV
2018年のヤンググランプリでは果敢な先行をした松本貴治選手、2019年はしっかりと優勝を狙った冷静な走りで栄冠を獲得しました。渡部哲男選手に続く、愛媛2人目のヤンググランプリ覇者誕生です。
普段はあまり笑顔の印象がない松本選手ですが、2020年は目標通りGIで活躍し、もっと笑顔を見せてほしいですね!
2019年は少し成長できたと思いますし、2020年はもっと頑張っていきたいです
-優勝した心境は?
「優勝できてよかったです!」
-レースはどういう風に考えてましたか?
「車番も3番車とよかったので、位置を取って、勝負どころで立ち遅れないようにと思っていました」
-理想通り、初手は2番手からになりましたが、どう見ていましたか?
「早めに仕掛けてくるのは野口(裕史)さんと思っていたし、打鐘のところで予想通り来ましたね。でも、ちょっと車間が空いたのできつかったんですけど、しっかり自分の距離で行けたのでよかったです」
-レースが動き出してから、4番手でしたが野口選手のペースはいかがでしたか?
「ずっとかかっていたので、すごかったですね」
-その中どこで勝負しようと思っていましたか?
「直線が長い立川なので、4コーナー入り口くらいからはもう踏んでおかないと、森田(優弥)も前に踏むだろうと思ってました」
-最後のコース取りもお見事でしたね。
「なんか毎年ヤンググランプリの時は内が空くって聞いていたので、そういうこともちょっと頭にありました」
-先頭でゴールを駆け抜けた感想は?
「よかったですね!」
-最高の形で2019年を締めることができましたが、振り返ってどんな年でしたか?
「S級で初めて優勝できたこともあり、少しは成長できたのかなとも思いますけど、でも、まだまだGIではすぐに負けてしまうので、2020年はしっかりGIでも勝てるような選手になれるように努力したいです!」
-今、松本選手にとってグランプリはどういう風に見えていますか?
「まだまだ…手が届かない場所ですね」
-今後の目標は?
「先行基本に戦って、力をつけて、とにかくGIで勝ちたいです!」
-最後にファンにメッセージをどうぞ。
「皆さんの応援のおかげヤンググランプリで優勝することができました。優勝できてとても嬉しいです!2020年もしっかり頑張りますので、応援よろしくお願いします!!」
松本貴治(まつもと・たかはる)
1993年12月22日生まれ。身長172cm 80kg
大勢のファンがいましたが、声援はいかがでしたか?
「たくさん声援をいただいたので、しっかり応えることができてよかったと思います」