自転車競技

月刊競輪WEB世界選レポート(4日目)

第5報【2月23日】

【男子スプリント】
 日本競輪選手会勢が出場した日本は、中川誠一郎、河端朋之が予選を突破したものの、1回戦で敗退。渡邉一成は予選を通過することができなかった。
 200メートルフライングスタートの予選で、中川は10秒159をマークして16位に食い込み、河端は10秒283でカットラインすれすれの24位に滑り込んだ。今大会、調子が上がらない渡邉は10秒312の26位と振るわなかった。「こんなもんじゃないですか。コンディションを合わせられなかった。悔しいという気持ちよりも、予想がついた結果」とさばさばと話した。
 河端は1回戦で、予選トップの9秒879をマークしたペルビス(フランス)と対戦。1000メートルタイムトライアルを制した強豪を相手に残り2周過ぎから果敢に仕掛けて先行したが、猛烈なまくりにあって逆転を許した。世界選手権初出場の28歳は「先行しても、後ろのペースになっていた。強い選手で、びびっていたかもしれない。もっと落ち着いて流せたところもあった」と経験不足を痛感した一方で「一番強い選手と走れたことは、今後の糧になる」と収穫も口にした。
 予選9位のブレン(オーストラリア)と顔を合わせた中川は、残り1周半から突き放し、得意の逃げに持ち込んだ。相手の仕掛けをうまく封じながら最終コーナーを回ったが、ゴール前で差されて悔やみきれない結果となった。「ベストに近い展開だったし、決まったと思ったけど…」と首をひねった。コーナーの出口でスピードに乗り切れないと日本勢が口をそろえる独特なバンクに最後まで対応できず「修正がきかなかった」と唇をかんだ。

渡邉男子スプリント予選

中川男子スプリント

河端男子スプリント
【女子ポイントレース】
 100周(25キロ)で行われた女子ポイントレースには、石井寛子(日本競輪学校)が出場した。本人も「3年ぶりぐらい」という久々の種目にもかかわらず、見せ場をつくった。10周目(2500メートル)のスプリントで、ヴィルド(オランダ)の仕掛けに即座に反応し、2位で通過して3点を獲得した。「展開が良かった。取れて良かった」。その後は集団の後方から抜け出すことができなかったが、3点の12位で完走を果たし「ウォーミングアップの時はきつくて、大丈夫かと思ったけど、走ってみたら足があった。楽しかった」と満足そうな笑みを見せた。序盤からポイントを重ねたマチャコバ(チェコ)が30点で優勝。90周を終えてアレオラナバロ(メキシコ)が26点まで追い上げたが、2人で逃げた最後のスプリントは競り合いの末に2位(3点)に甘んじ、1点差に泣いた。

石井女子ポイントレース
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