自転車競技

第60回全日本プロ選手権自転車競技大会BMX 競技レポート
第60回全日本プロ選手権自転車競技大会BMX競技
第60回全プロ選手権自転車競技大会BMX競技が5月18日、岸和田競輪場のバック側に隣接するサイクルピア岸和田で行われました。
 注目は、前回、前々回と優勝している古性優作(大阪)。
地元という事もあり、普段、サイクルピア岸和田で走っているちびっ子からも優作兄ちゃんと慕われているのが印象に残りました。
 競輪選手には、BMXから来ている選手が何人かいます。古性もそうですが、西岡拓朗、黒田淳、山本巨樹、猪俣康一、稲川翔等です。 今回は、古性、西岡、黒田、山本が全プロBMX大会に参加。その走りを披露していました。
 レースは前日に行われたタイムトライアルのタイムで組まれ、予選を3回、枠順を変えて同じ組み合わせで走ります。そして準々決勝、準決勝、決勝というように勝ち上がっていくトーナメントになっています。
 予選では、古性、黒田、西岡、山本がそれぞれ違うレースでぶっちぎりの強さを発揮し突破。準々決勝では、西岡がコースアウトしあわやというシーンがありましたがしっかり準決勝進出。準決勝でも全員が順当に勝ち上がり、決勝は、古性、山本、西岡、黒田、小林信晴(愛知)、梅澤謙芝(三重)、吉村文隆(京都)、林次郎(福岡)が進出。
 そして決勝戦。スタートダッシュを決めた古性は圧倒的なスピードとテクニックで逃げ切り優勝。2位に山本、3位はゴール前に転倒した西岡と黒田と写真判定に。その結果、西岡が入線しており3位となりました。

決勝ゴール

表彰式




優勝した古性選手
 優勝した古性優作
「3連覇できてホッとしています。全てのレースで上手くまとめられたので良かったと思います。力まずにしっかり走ればと結果はついてくると思っていました。以前はミスしても巻き返せたけど、年々、皆がレベルアップしているので、僕もしっかり走らないといけないですね。岸和田は唯一、競輪バンクとBMXのコースが隣接しているので、面白いと思います。競輪でもしっかり成績を残せるように頑張りたいと思います」
 2位の山本巨樹
「今まで4位だったので2位になれて嬉しいです。(地元で)力んだということはないですね(笑)。2日前くらいから練習して臨みました(笑)」
 3位の西岡拓朗
「(ゴール直前落車について)競輪の落車での怪我に比べれば大したことないです(笑)。何とか3位に入れてホッとしています。競輪の方は、失格等でS級を逃しているので、早くS級に上がれるように頑張りたいと思います」
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