競輪学校物語

 スピードスケートでトリノ五輪、バンクーバー五輪への出場経験を持つ杉森輝大。第1回記録会では競輪学校史上10人目となるゴールデンキャップに輝いた。第2回記録会[200mFD11"47(8位) 400mFD23"11(4位) 1000mTT1'09"13(4位) 3000mTT3'53"55(11位)]では残念ながら第1回目の記録を塗り替えることはできなかった。しかし、競走訓練では先行を目指して頑張りたいと語ってくれた。
しっかり先行できるように頑張っていきたいです!
-9月24日と25日に行われた第2回記録会はいかがでしたか?
「結果的には、思うようなタイムは出せなかったんですけど、今後につながる走りができたのではないかと思います」
-タイムを出せなかった理由については?
「まだ自転車に乗っている経験なども少ないので、自分の力不足でしたね」
-ゴールデンキャップのプレッシャーもあったのでは?
「いえ、競輪学校の中にいる分には、ゴールデンキャップを取ったからといって、プレッシャーなどは特にないです」
-次の記録会への抱負はありますか?
「全ての種目(200mFD、400mFD、1000mTT、3000mTT)に関して、力不足だと思うので、もう一つ上のレベルにいけるようにスキルアップしていきたいと思います」
-慣れてきたかと思いますが、学校生活についてはいかがですか?
「自分は、もともと高校も大学も寮で暮らしていたので、団体生活は特にストレスなく過ごせています。あとは、訓練や授業で競輪のことを勉強できているので、少しずつですけど、前に進めていると思います」
-競走訓練は始まりましたか?
「今(10月1日現在)は、まだ管理競走中で、来週から得点がつく競走訓練が始まります」
-走ってみた感想は?
「初めて7人で走ったんですけど、競輪の難しさだとか、先行がどれだけ難しいかということを改めて肌で感じることができています」
-今まで集団で走ることはありましたか?
「いえ、全く経験が無かったので、毎日が勉強になっています!」
-競走訓練での目標は?
「今は、先行でどれだけいけるかを試しているので、順位というか内容を重点的に考えて走っています」
-現在の課題はどこですか?
「競走訓練が始まって、しっかり先行できるように、これから頑張っていきたいと思います」
-脚質のタイプは、ダッシュタイプ、地脚タイプ、どちらですか?
「うーん、僕はどららでもないですね」
-オールラウンダーということでしょうか?
「そうですね。特定の種目が苦手というのはないので。競走になってくるとダッシュやスピードが必要になってくるので、そのへんをもう少し強化していきたいと思います」
-目標を教えてください。
「学校ではしっかり先行して頑張りたいと思います。卒業してからも先行でしっかりと成績を残していけるように頑張りたいと思います」