競輪学校物語

数々の競技歴を引っさげて競輪学校に入学した山原さくら、父は山原利秀(高知・63期)。第2回記録会でも[200mFD12"29(2位) 400mFD25"06(2位) 1000mTT1'16"36(2位) 2000mTT2'43"98(3位)]と素晴らしい成績を残している。
日々の訓練を頑張っていきたいと思います!
-第2回記録会はどうでしたか?
「得意の短距離で思っていたほどタイムを出せなかったのはショックでした。でも、2000mTTのタイムだけゴールデンキャップにあと一歩届かなかったので、それを考えれば全体的にはよかったというか。1000mTTと2000mTTは大幅にベストを更新できたのでよかったと思っています。」
-今後レベルアップしていきたいところはどこですか?
「まだまだ持久力を上げていかなきゃいけないのと、もっとキレのあるダッシュをつけていきたいなと思っています」
-学校生活は慣れてきたと思いますが、いかがですか?
「学校に入って生活してから身体の方も絞れてきて、持久力もついてきたので、学校生活が合っているのかなとは思います」
-春に鼻の手術をしましたが、その後はいかがですか?
「大丈夫ですね!学校のトレーニングのおかげもありますけど、やっぱり鼻の手術をしてから呼吸がしやすくなったので、そういう面でも持久力アップにつながったのかなと思います。それと、自分は今までずっとギアをかけて走っていたので、軽いギアの練習は最初はきつかったんですけど、軽いギアも回せるようになってきて、回転力も持久力もついてきたので良かったと思っています」
-軽いギアが新たな力を引き出してくれたということでしょうか?
「そうですね、徐々に効果が出てきていると思います」
-学校生活全般については?
「皆とも息があって、女子ばかりで練習できる環境はなかなかないですからね。特にエリート班で同じレベルの方と常日頃から走ることができるので、自分の脚力アップにもなりますし、仲間のおかげで自分の力を引き出してもらえているのかなと思います」
-競走訓練はどうですか?
「まだ、管理競走なんですけど、難しいですけど、先行できるように一生懸命頑張っています」
-お父さん(山原利秀選手)からは何かアドバイスをもらっていますか?
「記録会の時は、ギアの選択等について相談しているんですけど、今は近くで自分の走りを見て下さっているのは教官なので、どちらかと今は教官にアドバイスをもらうことが多いですね。頂いたアドバイスを実際に試すかどうかは自分で考えながらやっています」
-目標を教えてください。
「お客さんに『見応えのあるレースだった』と言ってもらえるように、日々の訓練を頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」