競輪学校物語

第2回記録会1000mTTで1位(タイム1分16秒12)を取った田中まい生徒。もともと中長距離をメインでやってきた田中、地脚をいかして競走訓練も先行で頑張っている。さらにダッシュ力つけて、夢に向かって田中の奮闘は続く!
お客さんの期待に応えられるような、カッコいい走りができるように頑張ります!
-競輪学校を目指そうと思ったきっかけは?
「もともと自転車が好きで、自分の好きな自転車で稼いでいきたいなと思って、競輪学校に入りました」
-競輪学校の生活はいかがですか?
「うーん、ホームシックにもなったんですけど、でも、やっぱり自転車が好きなんで、恵まれているというか、練習するにはいい環境だと思います」
-ホームシックを乗り越えたきっかけは何ですか?
「友達に電話したり、両親に電話したり、手紙を書いたりしました。あとはやっぱりここにいる仲間と一緒に、色んな話をしたりとか、お菓子を食べたりとか、そうやって乗り越えました」
-学校で一番楽しい時は?
「自由時間やご飯を食べている時ですかね。あとは、小さな幸せがいっぱいあります」
-記録を出した時は楽しい時ですか?
「そうですね。タイムを出した時は嬉しいですけど、でも、今の自分のタイムじゃ、まだまだ喜べるようなタイムじゃないので、それをバネにもっともっと伸ばしていきたいと思います」
-第2回記録会の1000mTTで1位でしたね。
「スタートは上位の人たちと比べると遅いんですけど、ある程度タレずに走れることができるので、一番のタイムを出すことができたんだと思います。もっと入りを突っ込めるように練習していきます」
-脚質は地脚ですか?
「そうですね。先行してホームもバックも取って、1着でゴールができるように頑張っていきたいなと思っています」
-ホームも取らないと悔しい?
「悔しいですね。今、色々と考えながら練習しています。仕掛け方とか、先生方からアドバイスをもらったりとかして、色々とチャレンジしてやっています」
-師匠は誰ですか?
「花嶋洋之(千葉・56期)さんです」
-師匠からはどんなアドバイスをされましたか?
「怪我しないで、無事に卒業してこいって言われました。怪我をすると、全てがマイナスになるんで、怪我をしないように気をつけています」
-今、一番課題だと思うのは?
「課題はいっぱいあるんですけど、まずは、もっとダッシュ力をつけたいなって思います」
-最後に目標を教えてください。
「学校での目標は、卒業記念レースで表彰台に乗りたいです! いえ、乗ります!あとは選手になってからは、うーん、何年後になるかわかんないですけど、ガールズグランプリで優勝したいです!そして、お客さんの期待に応えられるような、自分の走りを見にきてもらえるような、目立つ走りをしたいですね!加瀬加奈子さんとか、増茂るるこさんとか、上位の人たちは皆憧れなんですけど、カッコいい走りができるように頑張っています」