競輪学校物語

 10月15日に、109回生、110回生(女子5回生)の耐久訓練が行われました。男子50人、女子22人の計72人が約100kmを走りました。苦しい登り坂もあり、走り切った生徒たちは達成感を得たようです。
 耐久訓練は、自転車の公道を使用する際の注意事項や交通ルールの体得や、普段はバンクを走ることが多い生徒たちが一般道で長い距離のアップダウンを経験し、それに耐え心身を鍛えてることを目的とした訓練です。
 男子1班、2班、3班、4班と女子1班、2班に分かれて走りました。1班が白帽、2班が黒帽、3班が赤帽、4班が青帽、女子1班が黄帽、2班が緑帽を被って走りました。各班とも教官がバイクで先導します。
 コースは、午前中は競輪学校から宇久須港、昼食、午後は仁科峠を経由して競輪学校に戻る約100kmの道のりです。途中の仁科峠は最大の難所ともいえる約10kmに続く登り坂を必死に登っていました。

滝澤正光校長の訓示

1班

2班

3班

4班

女子1班

女子2班

宇久須港で海を見ながら昼食

昼食後に遊ぶ生徒たち、まだまだ余裕があります
 
途中に斜度12%や14%が何ヶ所かあった仁科峠。皆、必死の形相で登っていました
 

9割ほど登ったところにある牧場の家で休息
 

晴天のため、峠の上からは富士山がよく見えました


競輪学校に戻ってきました。1番に戻ってきたのは2班でした

閉会式
 
★109回生コメント
清水一幸(徳島・29歳)
「なかなか、こうやって外で、皆で乗る経験は出来ないので、いい経験になりました。地元の練習でも4、5人だし、男子、女子合わせて約70人で走ったことはいい経験になりました。途中はしんどかったですけど(笑)」
神山尚(栃木・24歳)
「ケガなく皆でゴール出来てよかったです。登りは腰が痛くて、苦しかったですけど、登り切れてよかったです」
酒井拳蔵(大阪・19歳)
「大変でしたね。登りはきつかったけど、地元の練習であれ以上の坂を登っていたので、思っていたよりは自分的には行けました。楽しく走れました!」
★110回生コメント
齊藤由紀(愛知・29歳)
「疲れました(笑)。でも、思ったほどというか言われていたほどの急な坂ではなかったので登り切れてよかったです」
山本知佳(和歌山・23歳)
「完走出来てよかったです。きつかったけど、皆が必死に登っていたので、自分も頑張れました」