競輪学校物語

7月4日、5日の両日に行われました。
4日は400mバンクで、午前中に200mFD(フライングダッシュ)、400mFDが行われ、午後から1000mタイムトライアルが行われました。
5日は女子2000mタイムトライアル、男子3000mタイムトライアルが行われました。
4日は風もなく、好天に恵まれ絶好のコンディションとなり、好タイムが期待されました。
その中で、ゴールデンキャップ獲得にいい発進をしたのが、200mFDで女子4人、男子5人でしたが、二日目の天候は曇り時々小雨と若干コンディションは落ちるものの、5日に行われた女子2000m、男子3000mでは基準タイムを突破したのは女子では梅川風子生徒、男子では松本貴治生徒でした。
梅川風子生徒

200mFD

400mFD

1000mTT

2000mTT
松本貴治生徒

200mFD

400mFD

1000mTT

3000mTT
 
特に女子では、以前ゴールデンキャップを獲得したのは小林優香選手のみです。梅川生徒にも卒業してから活躍をして欲しいですね。
また男子の松本貴治生徒は107期の吉田拓矢選手以来です。吉田選手の活躍は知っての通りです。プロデビューののちには吉田選手に匹敵する選手になることを期待したいですね。
梅川風子生徒
200mFD 13秒41 3位 400mFD 25秒36 3位
1000mTT 1分14秒92 2位 2000mTT 2分39秒10 1位

「嬉しいですね。タイム的にはちょっと200mと400mが思ったより出なかったかなというのはあるんですけど、今は乗り込み期間なので長い距離のほうが伸びているかなっていう感じはあります。ゴールデンキャップは狙っていました。ダッシュの部分はもう少し出したいっていうのはありましたけど、まあギリギリオッケーかなという感じですね。もちろん次の記録会でもゴールデンキャップですけど、小林優香選手の記録はまだまだ遠いので、ちょっとずつでも詰めていけたらいいなと思っています。1kmだとまずは13秒出さないと12秒は出ないので、一歩ずつですね。次は13秒を。一番出したいのは1000mですね。競輪はやはり1000mありきだと思っているので。夏帰省後の9月の記録会ではもっといいタイムを出せると思うので、皆さんにいい報告ができると思うので、頑張りたいと思います。」
松本貴治生徒
200mFD 11秒03 2位 400mFD 22秒66 2位
1000mTT 1分06秒95 1位 3000mTT 3分45秒06 1位

「一日目に200mと400mと1000mがあって、いいタイムが全部出ていて、次の日の3000mでタイムが出せればゴールデンキャップってことだったので、やっぱり結構緊張しました。しっかり走れば45秒は切れると思っていたので、落ち着いていきましたが、タイムの放送を聞いたときは意外とギリギリだったので、危なかったと思いました。ゴールデンキャップはできるなら取りたいなと思っていました。かっこいいなと思っていたので。自分の持ち味はトップスピードに乗せてからの持続力みたいな感じですね。今のところは1000mが一番得意です。タイム的には設定タイムが7秒前半くらいだったので。ただ自分が思っているよりも50-15というギアがよく回ったので、タイムがでたという感じです。ハロンは駆け方が苦手で、なので今回も結構気合を入れていったんですけど、結構前に走っている人がいいタイムを出していたので、もしかしたら出るかもしれないと。コンディション的にも暑くて良かったので、しっかり気合でいきました。トーナメントとか競走訓練では、積極的に前で走って。タイムは校長先生にも言われているんですけど、1000mは学校記録を塗り替えられるようにしたいですね。次の記録会でもゴールデンキャップが取れるように気を抜かずに頑張りたいですね。」