競輪学校物語

10月12日、晴れ渡る秋晴れの中、113回生、114回生の耐久訓練が行われました。約100kmの道のり、途中にはハードな登坂もありましたが、参加生徒全員が走り切りました。
 耐久訓練は、自転車の公道を使用する際の注意事項や交通ルールの体得や、普段はバンクを走ることが多い生徒たちが一般道で長い距離のアップダウンを経験し、それに耐え心身を鍛えることを目的とした訓練です。
 男子が1班から6班、女子1、2班に分かれて教官のバイクで先導してもらって走ります。
 午前中に競輪学校から宇久須港を目指し、宇久須港で昼食、午後はそこから一気に登り、牧場の家を目指し休憩、仁科峠を通り、競輪学校へ戻りました。
 ロード経験者は余裕の表情を見せながらも果敢に激坂に挑んでいき、自転車経験の少ない生徒はゆっくり、でも脚を止めることなく登っていきました。
出発
女子1、2班、男子1~6班に分かれ出発。
学校から休む事なく、伊豆西海岸の土肥温泉にある松原公園へ。
そこで休憩。
恋人岬を通過
字須久のクリスタルビーチで昼食
クリスタルビーチを出発。ここから一気に800m上がる。
激坂登り中。
牧場の家到着。
最高地点仁科峠標高900m。ここから下り。あとは学校まで一気に進行。
学校到着!
最後に訓示を受けて終了しました。
★113回生コメント
増田仁(広島・32歳)
「あの登り坂がきつかったです。入学からだいぶ乗り込んでいたので、力はついていることを感じました。卒業して、すぐに活躍出来るような選手を目指して頑張りたいと思います」
山田裕太(福島・28歳)
「疲れましたが、達成感もありました。これからの競走訓練では先行出来るように頑張ります」
★114回生コメント
佐藤水菜(神奈川・18歳)
「今日は初めて、団体で外でやったけど、大変なこともあったけど、有意義な1日でした」
石井菜摘(栃木・19歳)
「登りがけっこうきつかったんですけど、自分のペースで登っていったら、女子1番でゴール出来たのでよかったです」