競輪学校物語

7月23日に115回生、24日に116回生の登坂トーナメントが行われました。
予選1、2、準決勝、そして決勝戦が行われ、115回生は6名、116回生は3名が勝ち上がりました。
この登坂トーナメントで勝ち上がってきた生徒たちは、デビュー後に活躍することが多いのでぜひ注目して下さい。
【23日 115回生】
男子生徒は200mの助走を全力で駆け、最大傾斜約14度の80mの坂を全力で駆け上がります。
決勝戦へ勝ちあがった生徒たちが発走機につくと他の生徒たちは大きな声で応援を送りました。その声援を背に一気に坂を駆け上がり、田中大我生徒が優勝を決めました。

決勝戦結果
1着 田中大我(奈良・19歳)
2着 小原丈一郎(青森・19歳)
3着 小原佑太(青森・22歳)
4着 幸田望夢(栃木・18歳)
5着 後藤悠(岩手・22歳)
6着 坂井洋(栃木・23歳)

準決勝1

準決勝2

準決勝3

決勝戦のスタート直前、見守る仲間たち

田中生徒がリード、それを小原生徒、
幸田生徒、小原生徒が追う

ゴール


胴上げ

表彰の3名
■優勝の田中大我
「何かで1位を取りたいと思ってずっと頑張ってきたので、ここで1位を取れてよかったです! ダッシュが一番自信があったので、ここで取れないと苦しいかなと思っていました。次の目標は、第2回記録会で200mFDか1000mTTどちらか、出来たら両方で1位を取りたいです」

■2着の小原丈一郎
「優勝を狙っていたのですが、2位で悔しいです! 次の目標は、夏季帰省後の第2回記録会でゴールデンキャップを狙いたいと思います!! 夏季休暇では地元の青森競輪場の先輩たちと練習して、第2回に向けて頑張りたいです」

■3着の小原佑太
「まず決勝に乗ることを目標にしていたので、その目標はクリア出来ました。3位に入れたことはよかったと思うんですけど、1位の田中とは差がついてしまったので、そこは課題として強化していかなければいけないということを実感し、収穫になりました」
【24日 116回生】
女子生徒は3名ずつでレースを行い、100mの助走を駆けて、登坂を全力で駆け上がります。
決勝戦、14名が坂の上から進出した3名を応援します。鈴木樹里生徒が1着でゴールし、仲間たちの祝福を受けました。

決勝戦結果
1着 鈴木樹里(愛知・18歳)
2着 南円佳(鹿児島・18歳)
3着 山口伊吹(長崎・18歳)

準決勝1

準決勝2

準決勝3

決勝戦のスタート

苦しいながらも一歩一歩踏み込んで
駆け上がります

ゴール


胴上げ

表彰の3名
■優勝の鈴木樹里
「優勝出来て嬉しいです!登坂は得意だったので自信はありました。持久系が苦手なので、夏季休暇中は乗り込んできたいです。第2回記録会では前回の記録を超えられるように頑張りたいと思っています」

■2着の南円佳
「発走機からの練習を何回かする中でしっかりお尻の位置とかを意識して出来たことはよかったと思います。でも、優勝したい気持ちで頑張りましたが、結果的には届きませんでした。これから競走訓練も始まるので、バランスとかまだ慣れていない部分を修正して、頑張っていきたいと思います」

■3着の山口伊吹
「最初のスタートで出遅れてしまったので、途中で巻き返そうと思いましたが追いつけず、悔しい結果になりました。夏季休暇明けですぐに記録会があるので、そこに調子をもっていけるように頑張りたいと思います」