競輪学校物語

12月20日、21日に渡り第115回生・第116回生の第1回トーナメントが行われました。
初日に予選1回戦と2回戦、2日目の午前中に116回生は予選3回戦、115回生は準決勝を行い、午後に勝ち進んだ生徒により決勝戦を戦いました。
先行や自力、勝つことと、生徒それぞれが自分の目標をもってトーナメントを戦っていました。
■115回生決勝戦
決勝戦メンバー
1番車・山本修平(予選1・1準決勝2)
2番車・坂井洋(予選1・1準決勝1)
3番車・小原佑太(予選5・1準決勝3)
4番車・佐々木悠葵(予選4・1準決勝1)
5番車・藤井侑吾(予選2・4準決勝2)
6番車・山口聖矢(予選3・3準決勝1)
7番車・外田心斗(予選1・4準決勝2)
8番車・張野幸聖(予選1・2準決勝3)
9番車・伊藤奎(予選4・2準決勝3)
レース展開
周回は、先頭誘導員以下、外田、山口、藤井、山本、坂井、小原、佐々木、張野、伊藤で並ぶ。
打鐘で藤井がまず先頭に立つが、小原がすぐに巻き返し、先行する。最終バック前から山本が捲っていく。そして追い込んだ坂井が優勝。2着は山本。3着に伊藤が入った。

発走機

スタート

周回

打鐘

最終ホーム

最終3コーナー

ゴール

上位3名

【優勝の坂井洋(栃木)】
「体調が万全ではなかったので不安はありましたが、優勝できてよかったです。決勝戦は早めに仕掛けたかったんですけど、小原君が先に仕掛けてタイミングを失ってしまいました。そこから最終ホームですぐ仕掛けようと思ったら山本君とかぶってしまい行けず、最後は粘って勝てました。次のトーナメントでは自分でレースを動かせるように、競走訓練で色々と試していきます。着順にもこだわって、また優勝したいと思います」
【2位の山本修平(東京)】
「結果的には2位でしたが、力を出しての結果なので、まだ練習不足だとは思いますが満足感もあります。今回は2位だったので、次は優勝目指して、冬帰省も頑張って練習したいと思います」
【3位の伊藤奎(福島)】
「後方にいましたが、そこから色々と考え、様子を見て動いたんですけど、最後に踏んでいって3着に入れてよかったです。普段は先行を主体で、それができなかったら捲りや追い込みで動いています。第1回で3着に入れたので、次は優勝目指して、それまでに脚をつけていきたいです」
■116回生決勝戦
決勝戦メンバー
1番車・吉岡詩織(予選1・4・4)
2番車・清水彩那(予選3・1・6)
3番車・神澤瑛菜(予選4・2・3)
4番車・山口伊吹(予選1・1・1)
5番車・坂口聖香(予選2・3・4)
6番車・岩崎ゆみこ(予選4・2・1)
7番車・鈴木樹里(予選1・1・1)
レース展開
周回は、先頭誘導員以下、岩崎、吉岡、山口、鈴木、清水、神澤、坂口で並んだ。
吉岡が主導権を取り、最終バックから山口が捲っていった。それを最後に追い込んで、鈴木が優勝を決めた。2着に山口。3着に岩崎が入った。

発走機

スタート

周回

打鐘

最終ホーム

最終バック過ぎ

ゴール

上位3名

【優勝の鈴木樹里(愛知)】
「すごく勝ちたかったので、優勝できてよかったです。競走訓練では捲りを中心でやってきたので、決勝も同じように動けたと思います。第2回も優勝を狙っていきたいです!」
【2位の山口伊吹(長崎)】
「鈴木さんが1着1着1着できていたので、そこを注意していたんですけど、そこを気にするばかりに自分の動きが遅くなったかなと思うので、もっと自分を信じて動いて行けばよかったと思います。第2回トーナメントはベロドロームで行われるので前々で勝負したいと思います」
【3位の岩崎ゆみこ(茨城)】
「結果として3着に入れたことは嬉しいんですけど、自分がしたかったレースではなかったので、そこは悔しい気持ちが残っています。先行していきたかったんですけど、たぶん心の中に着を取りたいという気持ちがあって、先行取られてしまったのが悔しいです。これまで競走訓練では消極的なレースばかりだったので、もっと積極的に動いて、次のトーナメントでも自分で仕掛けていきたいと思います」