競輪学校物語

2月13日、14日、15日の3日間に渡り、第4回記録会が行われました。
13日は伊豆ベロドロームで200mフライングダッシュ、1000mTTを計測。14日に116回生は2000mタイムトライアル、115回生は3000mタイムトライアルを計測。15日に400mフライングダッシュの計測をしました。
最後の記録会ということで気合の入っていた生徒も多かったですが、なかなか目標としていたタイムに届かずに悔しさを口にする生徒もいました。
残り少なくなった学校生活、卒業記念レース、さらにデビューに向かい頑張る生徒たちを応援してください。
〈2月13日〉
★115回生(男子)
【200mフライングダッシュ】
1位 高橋晋也 10秒83
2位 小原佑太 10秒86
3位 野上竜太 10秒99

高橋晋也

小原佑太

野上竜太

【1000mタイムトライアル】
1位 小原佑太 1分07秒01
2位 外田心斗 1分07秒75
3位 野上竜太 1分07秒94

小原佑太

外田心斗

野上竜太

★116回生(女子)
【200mフライングダッシュ】
1位 吉岡詩織 12秒13
2位 高木佑真 12秒20
2位 山口伊吹 12秒20

吉岡詩織

高木佑真

山口伊吹

【1000mタイムトライアル】
1位 高木佑真 1分14秒53
2位 山口伊吹 1分14秒90
3位 南円佳 1分14秒91

高木佑真

山口伊吹

南円佳

〈2月14日〉
★115回生(男子)
【3000mタイムトライアル】
1位 藤井侑吾 3分50秒88
2位 石井洋輝 3分52秒04
3位 鈴木薫 3分54秒67

藤井侑吾

石井洋輝

鈴木薫

★116回生(女子)
【2000mタイムトライアル】
1位 高木佑真 2分47秒72
2位 南円佳 2分50秒37
3位 坂口聖香 2分50秒48

高木佑真

南円佳

坂口聖香

〈2月15日〉
★115回生(男子)
【400mフライングダッシュ】
1位 佐々木悠葵 22秒59
2位 坂井洋 22秒72
3位 野上竜太 22秒86

佐々木悠葵

坂井洋

野上竜太

★116回生(女子)
【400mフライングダッシュ】
1位 吉岡詩織 25秒75
2位 鈴木樹里 26秒39
3位 久米詩 26秒50

吉岡詩織

鈴木樹里

久米詩

各種目上位選手コメント
★115回生(男子)
■高橋晋也(福島)
200mFD 1位
「学校記録が出なかったのは悔しいですが、1位だったのは嬉しいです。タイム的にも前回よりも遅くなっているので納得はしていないですね。卒業記念レースも近いですし、優勝を目指したいと思います」
■小原佑太(青森)
200mFD 2位、1000mTT 1位
「前日のハロン練習の感じよりも、記録会の方がコンディションはよく感じたのはよかったです。でも、また同じHPDの高橋さんに負けたのが悔しいですね。デビューしたら負けないように残り1か月頑張りたいです。1000mTTは、前半はいい感じで駆けたけど、残りでたれてしまいました。そこが競走訓練でも課題になるので、残り1か月と少ないですけど、頑張っていきたいです」
■野上竜太(岡山)
200mFD 3位、400mFD 3位、1000mTT 3位
「200mFTは10秒台を狙っていたので嬉しかったですけど、1位と2位に差があるので、そこに力の差を感じました。それを課題にもっと練習していきたいと思います。1000mTTは走り慣れしているので、いつも通り走ったつもりだったんですけど、最後はいつも通りたれてしまい、そこが弱点とわかっているので、直せるように頑張ります。学校にきて心境の変化も大きく、以前は競技メインでと思っていたんですが、色んな人と話す内に選手としてしっかり頑張っていきたいなって思いました。400mFDも3位でした。3000mTTで一歩及ばず白帽は逃したんですけど、自分のベストタイムを悪いコンディションの中でも出すというのは、自分のやってきたことの証明だと思っています。同回生の皆に負けたくない、引っ張っていきたいという思いで頑張っている結果も見せたかったので、3位ですけど、よかったです。卒業記念レース、そして、デビューしてからも頑張っていきたいと思います」
■佐々木悠葵(群馬)
400mFD 1位
「皆もあまりタイムが伸びてない中、22秒5が出せたのでよかったです。適性で、自転車歴は約1年になりますが、タイム自体は伸びてはいます。デビューしてからお客さんの期待に応えられる選手になりたいですね」
■坂井洋(栃木)
400mFD 2位
「他の種目もよくなかったので、最後の400mFDは気楽に臨めました。白帽のタイムは逃してしまったんですけど、なんとか黒帽を取れるように頑張りました。卒業記念レースに向けて、体力をつけて、結果を出せるように頑張りたいです」
■外田心斗(愛媛)
1000mTT 2位
「1回目の記録会からずっと3位以内に入れていなかったので、最後に入れて一安心しています。ベストが6秒だったので、それを更新できなかったのは悔しいです。デビューしたら1年以内にS級に特進できるように頑張りたいです」
■藤井侑吾(愛知)
3000mTT 1位
「寒くて、皆タイムが出てなかったんですけど、そんな中でもベストは尽くせたと思います。自己ベストを更新できなかったのは残念です。残り少ない学校生活、競走訓練で頑張っていきたいと思います」
■石井洋輝(福島)
3000mTT 2位
「寒かったので、ギアをどうしようか悩んで3.50で臨み、ペースが刻めたのはよかったです。狙っていたタイムには届かなかったですが、最後に2位で終われてよかったです」
■鈴木薫(東京)
3000mTT 3位
「前回の記録会よりもよくないコンディションでしたが、比較的いい記録を出せてよかったです。次の目標は、卒業記念レースで優勝を目指したいと思います」
★116回生(女子)
■吉岡詩織(広島)
200mFD 1位、400mFD 1位
「200mFDは、一応、自己ベストなんですけど、11秒台、あわよくば学校記録を狙っていたので悔しい気持ちの方が大きいです。400mFDも、1番は嬉しいですけど、タイムは悪かったので悔しく複雑な気持ちでいっぱいです。この悔しさをバネに頑張りたいと思います」
■高木佑真(神奈川)
200mFD 2位、1000mTT 1位、2000mTT 1位
「200mFDは、前回、コース取りで失敗してしまったので、それを意識して上手く行きましたが、タイムは12秒2で目標に届いてないので、これが今実力かなと思うし、また練習していきたいと思います。1000mTTは、目標は13秒台を出したいと思っていました。トップクラスのガールズの人たちは13秒くらいで走ると思うし、まだ自分には脚力がないと感じました。2000mTTは天気もよく、感じもよくて、タイムも出したかったんですけど、最初の1000mTTのタイムからよくなく、また練習しなきゃいけないなって思いました」
■山口伊吹(長崎)
200mFD 2位、1000mTT 2位
「200mFDは、前半が前日の練習よりも遅く、後半もコース取りなど練習していたことが出せなくて、タイムを思ったように出せず、残念でした。1000mTTは、自分のベストは出せたので嬉しいけど、1位を取れなかったことは残念だったと思います」
■南円佳(鹿児島)
1000mTT 3位、2000mTT 2位
「1000mTTは、考え過ぎずに突っ込んでいこうと思っていましたが、ギアをかけたので、トップスピードにあがるまでに時間がかかってしまい、それで脚を使って、目標の14秒台を出すことができなくて悔しかったです。2000mTTは、寒さ対策はしていったんですけど、なかなかタイムが伸びずに悔しい思いしかないですね。でも、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」
■鈴木樹里(愛知)
400mFD 2位
「最後の記録会だったのにいい記録を出せずに悔しい思いです。卒業記念レースに向けて練習をして、卒業記念レースでは優勝できるように頑張ります」
■久米詩(静岡)
400mFD 3位
「タイムが出にくい時期ではあったんですけど、入学してからコツコツやってきた結果が伸びたということで自信をもつことができました」
■坂口聖香(京都)
2000mTT 3位
「前回の記録会が一番コンディションは悪く、今回気温は低かったけど比較的よかったし、最後の記録会なので最後まで気持ちを切らさずに、自分の今持てる力を出し切るように走りました。自分の持ち味は持久力だと思うし、長年ロードでレースもしてきているので、それを競輪に活かせるような走りができたらいいなと思います」