2月20日、21日、22日に第115回生・第116回生の第2回トーナメントが伊豆ベロドロームで行われました。
20日に予選1、21日に予選2を行い、ポイント上位者が最終日の決勝戦へと勝ち上がります。115回生は好位置を取った佐々木悠葵生徒が優勝。116回生は鈴木樹里生徒が優勝しました。
ついに卒業まで1か月を切りました。気合いの入った115回生・116回生の頑張り、卒業記念レースが楽しみです!
卒業記念レースは3月18日、19日に伊東温泉競輪場で開催されます。
決勝戦メンバー
1番車・高橋晋也(予選1・1)
2番車・小原佑太(予選1・1)
3番車・佐々木悠葵(予選1・1)
4番車・山本修平(予選1・1)
5番車・藤井侑吾(予選1・1)
6番車・外田心斗(予選1・1)
レース展開
抽選の結果、佐々木悠葵、山本修平、小原佑太、藤井侑吾、外田心斗、高橋晋也で並ぶ。ペーサーが退避する残り2周半から小原が果敢に動き、第1回トーナメントの決勝戦同様に小原の先行になった。残り1周で佐々木が動いてくるが、それを小原が合わせる。直線に入り、佐々木が捲り追い込んで優勝。2着は山本。3着に藤井が入った。
発走直前
周回
残り2周半ペーサー退避
残り2周前
残り1周半前
最終ホーム
最終バック
最終4コーナー
ゴール
表彰3名
優勝の佐々木悠葵(群馬)
「嬉しいです! 最初の並びがよかったので、そのままゴールした感じです。(小原佑太生徒の番手にはまって)でも、小原も合わせるのが上手いので、それを考えながら捲ろうと思っていました。ホームで流し、一回出て行くふりをしたのですが、合わせられてしまったので、無駄脚を使わせて、バックか直線で抜こうと思っていました。卒業記念レースでは、師匠や親も見に来てくれるので、決勝に乗って優勝できるように頑張りたいと思います」
2位の山本修平(東京)
「第1回も2位で、今回も2位で悔しいです。でも、まだ卒業記念レースが残っているので、そこでまずは決勝に乗ることが大前提ですが、優勝できるように練習を重ねたいと思います! 競走訓練でも考えて走っているので、徐々に力はついてきているのかなと思います」
3位の藤井侑吾(愛知)
「初手は後ろからだったんですけど、いつかはチャンスが来ると思っていましたが、なかなかチャンスが来ませんでした。最後追い込めたことはよかったです。卒業記念レースでもしっかり決勝に乗って、今度こそ優勝目指したいと思います」
決勝戦メンバー
1番車・山口伊吹(予選1・1)
2番車・南円佳(予選1・1)
3番車・加藤舞(予選2・1)
4番車・鈴木樹里(予選3・1)
5番車・清水彩那(予選1・2)
6番車・坂口聖香(予選2・2)
レース展開
抽選の結果、坂口聖香、加藤舞、南円佳、清水彩那、鈴木樹里、山口伊吹で並ぶ。残り2周半で、ペーサーが退避し坂口がそのまま先頭に。それを清水が叩く。残り1周のホーム過ぎ、鈴木が一気に捲っていった。そのまま差をつけて鈴木が優勝、第1回トーナメントに続き連覇を果たした。しかし、後方はゴチャつき、落車のアクシデントもあり、2着に捲り追い込んできた加藤、3着に坂口が入ったが失格のため南が3着に繰り上がった。
周回
残り2周半ペーサー退避
残り2周前
残り1周半前
最終ホーム
最終バック
最終4コーナー過ぎ
ゴール
表彰3名
優勝の鈴木樹里(愛知)
「前々で動いて、優勝だけ考えていたので、とても嬉しいです。HPDで瞬発系の練習はたくさんしたので、今の課題はパワーをつけることです。卒業記念レースでも優勝したいと思います」
2位の加藤舞(秋田)
「自分としてはもう少し早く動きたかったんですけど、先に動かれてしまいました。でも、焦らないで落ち着いて走れたのでよかったと思います。しかし、終始危なかったので、卒業記念レースではルールを守って、しっかり走りたいと思います。(卒業記念レースに向け)いいイメージができたのはいいけど、あんまりよすぎると本番は逆に不安なので、ここはいいステップだと思って、次は優勝を狙ってきたいと思います」
3位の南円佳(鹿児島)
「自分の思い通りにならないのがレースというのはわかっていますが、先行主体で頑張っているので(決勝戦も)先行するって気持ちで挑みました。なかなか判断能力ができていないので後ろから来るのに気付くのが遅くなり、後ろにつくだけになってしまい、自分の脚力を活かせなかったのは悔しいです。卒業記念レースでは先行で1着を取れる力をこれからつけていきたいと思います」