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競輪選手養成所物語
第119回生・第120回生 卒業記念レースと卒業式
卒業記念レースが2月26日から27日にかけ、卒業記念レースが行われました。
119回生は、初日に予選1、2、2日目の午前中に準決勝を行い、上位3名が決勝に進出。
120回生は、初日と2日目の午前中に予選1、2、3が行われ、成績上位者が決勝に進出しました。

選手宣誓。119回生は近藤翔馬候補生、120回生山口真未候補生
119回生で3連勝で勝ち上がったのは犬伏湧也候補生、志田龍星候補生、上野雅彦候補生でした。決勝には勝ち上がれませんでしたが第2回トーナメント優勝の窪木一茂候補生も予選で好走をみせていました。石塚慶一郎候補生ら在所成績上位者も勝ち上がれないほど、厳しい勝ち上がりになりました。それも119回生の能力の高さのあらわれでしょう。

決勝に進出した9名
■119回生決勝戦メンバー
1番車 犬伏湧也(予選1着・1着・準決勝1着)
2番車 志田龍星(予選1着・1着・準決勝1着)
3番車 山根将太(予選1着・2着・準決勝3着)
4番車 山崎航(予選3着・4着・準決勝3着)
5番車 桑名僚也(予選2着・1着・準決勝3着)
6番車 大槇大介(予選3着・2着・準決勝2着)
7番車 渡口勝成(予選1着・2着・準決勝2着)
8番車 木村皆斗(予選2着・2着・準決勝2着)
9番車 上野雅彦(予選1着・1着・準決勝1着)
レース展望
周回は先頭員以下、上野雅彦、志田龍星、桑名僚也、木村皆斗、犬伏湧也、渡口勝成、山崎航、大槇大介、山根将太。残り2周から大槇、山根が上昇。それに合わせて、上野が踏み込み込んできた。打鐘過ぎに山根が先行。その後ろで上野、志田、犬伏の3車並走、その後ろでも大槇、桑名、木村が3車並走。最終ホームでは山根、上野、志田、桑名、大槇、その後ろから一回下がった犬伏、木村が捲り返したが、それに合わせて4番手にいた桑名が最終バックから捲っていった。そのまま桑名が後方を引き離して優勝。2着は志田。3位は大外を伸びてきた渡口が入線。

周回

残り2周


打鐘過ぎ

最終ホーム


最終バック過ぎ

ゴール


レース後の候補生たち

表彰台

120回生も吉川美穂候補生、飯田風音候補生、山口真未候補生、内野艶和候補生とトーナメントでも決勝に進出している面々がここでもしっかり勝ち上がってきました。

決勝に進出した120回生7名
■120回生決勝戦メンバー
1番車 吉川美穂(予選1着・1着・1着)
2番車 飯田風音(予選1着・1着・1着)
3番車 山口真未(予選2着・1着・3着)
4番車 西脇美唯奈(予選1着・3着・5着)
5番車 内野艶和(予選2着・3着・1着)
6番車 山本さくら(予選2着・2着・3着)
7番車 太田瑛美(予選3着・4着・2着)
レース展望
周回は先頭員以下、山本さくら、太田瑛美、内野、西脇艶和、山口真未、飯田風音、吉川美穂で並んだ。打鐘で先頭員が外れても動きはなく1本棒で通過。最終ホーム前から山本がそのまま踏み込んで先行。最終2コーナーから3番手の内野が捲っていく。その後ろから西脇が追い込んでいって優勝を決め、内野は2位に。3位に山口が入線しました。

周回

打鐘


最終ホーム前

最終バック過ぎ


ゴール

表彰台

3月1日には卒業式が行われました。
新型コロナウイルスの影響で、外出をはじめ、夏帰省、冬帰省もなかった今回生はこの日を心から待っていました。
ルーキーシリーズ、そして7月の本デビューにそなえ、地元で力をさらに養っていってほしいですね!

式の様子

毎回生恒例の帽子投げ。120回生

帽子投げの後「俺たちは自由だ!」と叫んで走る119回生