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競輪選手養成所物語
第121回生・第122回生 第2回記録会レポート
強風と雨のため延期があり、9月7日~8日、10日に第2回記録会が行われました。
順番は入れ替わり、7日に400mフライングダッシュ、8日の午前中に200mフライングダッシュ、午後に女子500mタイムトライアル、男子1000mタイムトライアル、10日に女子2000mタイムトライアル、男子3000mタイムトライアルを計測しました。
今回は前回よりもゴールデンキャップ獲得者が増え、8名と過去最大の人数になりました。男子候補生は白帽も多く、期待の高い回生になりそうです。

ゴールデンキャップ8名、過去最大人数!
<9月7日 初日>
★121回生(男子)
【400mフライングダッシュ】
1位 真鍋顕汰(三重) 22秒14
2位 村田祐樹(富山) 22秒22
3位 中野慎詞(岩手) 22秒23

1位の真鍋顕汰(三重)

2位の村田祐樹(富山)

3位の中野慎詞(岩手)

★122回生(女子)
【400mフライングダッシュ】
1位 畠山ひすい(北海道) 25秒38
2位 又多風緑(石川) 25秒75
3位 藤原春陽(徳島) 25秒76

1位の畠山ひすい(北海道)

2位の又多風緑(石川)

3位の藤原春陽(徳島)

<9月8日 2日目>
★121回生(男子)
【200mフライングダッシュ】
1位 太田海也(岡山) 10秒51
2位 中野慎詞(岩手) 10秒69
3位 荒川仁(千葉) 10秒74

1位の太田海也(岡山)

2位の中野慎詞(岩手)

3位の荒川仁(千葉)

【1000mタイムトライアル】
1位 中野慎詞(岩手) 1分5秒93
2位 太田海也(岡山) 1分6秒17
3位 大川剛(千葉) 1分6秒66

1位の中野慎詞(岩手)

2位の太田海也(岡山)

3位の大川剛(千葉)

★122回生(女子)
【200mフライングダッシュ】
1位 畠山ひすい(北海道) 12秒28
2位 安東莉奈(大分) 12秒38
3位 又多風緑(石川) 12秒42

1位の畠山ひすい(北海道)

2位の安東莉奈(大分)

3位の又多風緑(石川)

【500mタイムトライアル】
1位 安東莉奈(大分) 36秒95
2位 又多風緑(石川) 37秒50
3位 畠山ひすい(北海道) 37秒93

1位の安東莉奈(大分)

2位の又多風緑(石川)

3位の畠山ひすい(北海道)

<9月10日 3日目>
★121回生(男子)
【3000mタイムトライアル】
1位 太田海也(岡山) 3分41秒03
2位 近谷涼(富山) 3分41秒78
3位 山口多門(埼玉) 3分44秒37

1位の太田海也(岡山)

2位の近谷涼(富山)

3位の山口多門(埼玉)

★122回生(女子)
【2000mタイムトライアル】
1位 池上あかり(福岡) 2分40秒18
2位 安東莉奈(大分) 2分43秒53
3位 畠山ひすい(北海道) 2分45秒19

1位の池上あかり(福岡)

2位の安東莉奈(大分)

3位の畠山ひすい(北海道)

各種目1位候補生&ゴールデンキャップ獲得候補生コメント
★121回生(男子)

太田海也
■太田海也(岡山)
ゴールデンキャップ獲得、200mFD 1位、1000mTT 2位、3000mTT 1位
「1回目でゴールデンキャップを取れてから、脚力アップのために自主練も頑張ってきたし、それが第2回で結果として出てよかったです。タイム的には学校記録を狙っていたし、狙えるところにあったと思うけど、タイミングが合わずに逃してしまったことは不満が残ります。でも、200mFDと3000mTTと一番短いのと長いので1番になれたことは嬉しかったです。競走訓練はタイムトライアルと違って、他の人たちと一緒に走るので、燃えて、より楽しく走れるんじゃないかと思っているので、心を高くもって、頑張りたいと思います」

中野慎詞
■中野慎詞(岩手)
ゴールデンキャップ獲得、200mFD 2位、400mFD 3位、1000mTT 1位
「今回、ゴールデンキャップを取ることと早期卒業のタイムを切ることが目標で、そのために練習してきて、達成できたのでホッとしています。3000mTTの練習もしていたし、練習でもタイムは出ていたけど、1回目で失敗していた分、不安は3000mTTだなと思っていました。走っていて、ラップタイムがごっちゃになってしまったんですけど、練習の感覚と体力が残っていたので、わからないからこそ出し切ろうと思って、ゴールデンキャップを取りたい一心で踏みました。競走訓練は、同期は強い人ばかりで楽な競走ではないと思いますが、そこでしっかり力を出し切って、勝ち抜いていきたいと思います!」

村田祐樹
■村田祐樹(富山)
ゴールデンキャップ獲得、400mFD 2位
「第1回でゴールデンキャップを獲得できたので、今回も必ず取りたいなと思っていました。競走訓練では先行を中心に、色んな戦法を試していきたいと思います」

山口多門
■山口多門(埼玉)
ゴールデンキャップ獲得、3000mTT 3位
「前回ゴールデンキャップを取れた時はあまり実感がなかったんですけど、こうやって2枚ゴールデンキャップを並べるとやっぱり嬉しいですね。競走訓練で成績がいいことが一番いいことだと思うので、これからしっかり練習して、いい成績が残せるように頑張りたいと思います」

後藤大輝
■後藤大輝(福岡)
ゴールデンキャップ獲得
「ゴールデンキャップを取れてすごく嬉しいです!第1回記録会が終わってから、その結果に納得がいっていなくて、第2回では絶対に取りたいと思って練習してきて、少し不安はありましたが、やってきたことが繋がればいいかなと思って走って、タイムを切れたのでよかったです。これからの競走訓練では先行で脚力を出せるように頑張りたいです」

東矢圭吾
■東矢圭吾(熊本)
ゴールデンキャップ獲得
「前回が白帽で、今回はゴールデンキャップを取りたいと思って練習してきたので、取れて一安心って感じです!高校、大学とケイリンを主にやってきたので、漢字の競輪はまたちょっと違ってくるんですけど、それを養成所中にならしていきながら、自分のスタイルを確立して頑張っていきたいと思います」

岸田剛
■岸田剛(福井)
ゴールデンキャップ獲得
「ゴールデンキャップを取れて非常に嬉しいです!タイムも前回よりも記録が向上していて、3000mTTに関しては11秒も伸びたので、成長しているなって感じました。競走訓練では先行主体に頑張っていって、できるだけ上位で成績をおさめられるように頑張りたいと思います」

真鍋智寛
■真鍋智寛(愛媛)
ゴールデンキャップ獲得
「ゴールデンキャップは自分でもまさか取れると思っていませんでした。短距離3種目は絶対にゴールデンキャップのタイムを切ろうと思っていて白帽を狙っていたんですけど、同じ大学出身の岸田が取ったのを見たので、自分も取ろうってスイッチが入って、皆の応援のおかげでタイムを切ることができました。でも、まだ自分ではゴールデンキャップに相応しいとは思えないので、またトレーニングで鍛えていって、競走訓練でも頑張りたいと思います」

真鍋顕汰
■真鍋顕汰(三重)
400mFD 1位
「今回は第1回に比べて3種目でタイムがあがったんですけど、ゴールデンキャップを取れなかったので残念です。400mFDはいい感じで駆けれました。競走訓練では、まだ競走の経験が少ないので、ここでしっかり経験を積んで、デビューしてから勝てるように頑張りたいと思います」
★122回生(女子)

畠山ひすい
■畠山ひすい(北海道)
200mFD 1位、400mFD 1位、500mTT 3位、2000mTT 3位
「全ての種目で自己ベストを取れたんですけど、でも、ゴールデンキャップを狙っていたので最後の2000mTTでタイムを切れなくて白帽になったのは悔しいです。次は取りたいですね!競走訓練では、タイムを出すだけでは競輪では勝てないので、そこもしっかり勝てるようになって、デビューしてから使える自分の武器を色々と見つけたいなと思います」

安東莉奈
■安東莉奈(大分)
400mFD 1位 200mFD 2位、2000mTT 2位
「1回目の記録会よりも今回の方が納得はいきました。500mTTは、走った感じでそのタイムが出ていると思わなかったんですけど、目標が36秒だったので、このタイムが出せて安心しました。競走訓練では、常に1番を狙っていきたいと思います!」

池上あかり
■池上あかり(福岡)
2000mTT 1位
「短距離でもっとタイムが出せるように練習してきたんですけど、あまり思うように結果が出せなくてそこは残念です。中長距離をやってきたので、2000mTTは1位を取りたいなって思っていました。今まで練習してきて、自分の強みがだんだんわかってきたので、それを競走訓練で活かせたらいいなと思います」