ガールズケイリンフェスティバル
ガールズケイリンフェスティバルはガールズケイリンの勝ち上がり戦の日本一を決めるレースといっても過言ではないと思います。
選考されたガールズトップ21選手の中での優勝は大きな価値があるレースだと思います。決勝は強い選手が勝つわけですから本当に注目したいレースですね。
ガールズケイリンファン以外の方にも是非注目していただきたいレースです。
真夏のナンバー1選手を決めるレース
ここ三場所は強くて巧いとしか言いようがないレースをしていますね。逃げる時は逃げ、捲る時は捲り、差す時は差すとガールズ選手の鑑のような競走をして勝っています。競技の方でもリオデジャネイロオリンピックを目指すのでパワーアップを図って上手くいっている感じがあります。今回は強力なメンバーを相手にどのような組み立てでレースをするのかみていきたいですね。
ガンガン逃げて1着を取るスタイルは、周りから絶賛されている奥井。本当に強いと思います。前走の福井決勝では、逃げて逃げ切り優勝を決めています。この時後ろに石井貴子(千葉)が入ったのですが、振り切って優勝でした。その前の二場所の立川、青森の決勝では交わされて2着、3着となっているのが気にかかるところですがここも逃げて優勝を狙ってくるでしょう。
最近は逃げるだけではなく、色々と戦法の幅を広げているのが見受けられます。逃げ一辺倒だと強力なメンバー相手だと優勝は難しいところもあるので戦法の幅を広げるのは勝つためには必要だと思います。ガールズケイリンにラインはありませんから。その加瀬が強力なメンバー相手に先行していくのかそれとも追い込むのか気になるところです。
負傷欠場か失格以外、ここ最近は負けなし。これは凄いですよね。捲り追い込みが主体というのが気になりますが、パワー全開で捲れば前団を一飲みするでしょう。ただ、捲りに回ると何が起きるかわからないのもケイリンです。相手が強力なメンバーの場合、さらにまぎれが起きる可能性があるのも事実。それを乗り越えて勝利を手に入れることができるのかに注目をしたいですね。
とにかく競走が巧いですね。位置取り、仕掛けどころは本当に素晴らしいと思います。ここ三場所も完全優勝と好調です。先行はないものの追い込み、捲りと自在に動いているのがいいですね。が一点気になる点があります。ビッグレースになると成績が悪くなる傾向にここ最近あります。今回はこの点を改善できるかどうかに注目です。
ガールズケイリンフェスティバル2015は昨年から続いて2回目の開催となる。普段のガールズケイリンとは違い、参加選手も21名と1レース多くなり、その分決勝に勝ち上がるには厳しいものとなる。注目は小林優香の連覇に期待がかかるが、北海道道出身の奥井迪や昨年は2着惜敗の石井寛子の逆転も侮れない。さらに現在絶好調の梶田舞の捲り、追い込み脚にも注目していただきたい。
ビッグレースを連勝中の女王・小林優香の連覇に期待
絶好調の梶田が差し脚をみせるか
ガールズはやはり3月の京王閣ステージ、6月の岸和田ステージとガールズケイリンコレクションを連勝中の小林優香が大本命だ。京王閣ステージでは先行力一番の奥井迪の番手を取りにいき、番手捲りを打つもゴール前では石井貴子にタイヤ差まで詰め寄られるなど、ガールズグランプリ2014で3着に沈んだショックがまだ尾を引いていたのか小林らしからぬ消極的な攻めだった。しかし、岸和田ステージでは4番手からの捲りで2着に5車身の差をつけて圧勝するとともにグランプリのリベンジを果たしており、今回も本来のモンスターパワーを爆発させてくるだろう。
気風のいい先行で快進撃を続けているのが奥井迪だ。今年は7月までに21場所走って優勝が12回を数えているが、そのほとんどが逃げ切っての優勝と先行へのこだわりは半端ではない。ビッグレース初出場となったコレクション・京王閣ステージでも結果は小林優香に番手捲りを打たれて5着だったが、初めての大舞台でしっかりと主導権を取り切った。続く岸和田ステージも小林優香の捲りに屈しながらも先行して2着に粘り込んでおり、今大会でも北海道出身の奥井が連日の先行策で小林優香に真っ向勝負を挑み、地元ファンを魅了してくれるだろう。
石井寛子の逆転も十分だ。コレクション・京王閣ステージではゴール前で小林優香にタイヤ差まで詰め寄って2着とさすがの鋭さを発揮しており、今年は7月までに15場所走って優勝が9回と体調も万全だ。昨年のフェスティバルも2着に惜敗しており、今度こその打倒・小林を目指す。
ガールズグランプリ2014の覇者である梶田舞の巻き返しにも注目だ。コレクション・京王閣ステージでは流れ込みの3着、岸和田ステージでは落車と残念な結果が続いているが、7月立川で今年9回目の優勝と落車の影響はなく、今大会こそは小林キラーの本領を発揮してくれるだろう。
ガールズケイリンフェスティバル2014(松戸)
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スタートで加瀬が飛び出し先頭員の後ろをとって、中川諒子、田中まい、石井貴子、山原さくら、小林優香、石井寛子の並びで周回を重ねる。打鐘で加瀬、山原で先行争いとなった。3番手から石井貴子が捲って出るが加瀬が突っ張る。さらにその後ろから小林優香が捲って出て最終2センターで捲りきる。その小林を追走したのが石井寛子。ゴール前では差しにいったが差せず優勝は小林となった。2位は石井寛子、3位田中まいとなった。
優勝した小林優香
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