6月10日9レース、取手競輪場で行われる「ガールズケイリン2018インターナショナル」レースに注目しましょう！
日本女子短距離選手の実力が、如実にわかるレースとなるからです。
現在、世界の真の短距離トップ選手はステファニー・モートン。そして、今年の世界選女子ケイリンチャンピオンのニッキー・デグレンデル、世界選4位のロリーヌ・ファンリーセンに、東京オリンピックでメダルを目指す小林優香、太田りゆが挑みます。
これは、東京2020でメダルが獲れるかどうかの可能性を見るレースでもあります。
今年5月初頭のレースでモートンに敗れている小林は、このレースでしっかり借りを返したいはず。モートンも、世界チャンピオンのデグレンデルには負けられないでしょう。デグレンデルには世界チャンピオンの意地もありますし、簡単に負けるわけにはいきません。ファンリーセンも外国勢には負けたくないでしょう。
ここに小林が絡んできます。世界のトップ選手から勝ちを奪えば相当な自信にもなり、今後のレースに大きく関わってくるはず。当然太田も同じです。
東京2020の前哨戦として、是非このレースをお見逃しなく！

基本は打鐘から誰かがカマシ先行するというのはなさそうですが、田中が一気に行くことはありそうです。田中にマークは外れると思うので、逃げるチャンスはあると思います。
また最終バックまで誰も動かない展開も考えられます。むしろ、こちらのほうが可能性がありそうです。こうなると、モートンがスプリント力を活かして優勝となりそうですが、ファンリーセン、デグレンデルがどうレースを動かすのかでも変わってきそうです。
小林は、他の選手よりも早めに動いたほうが勝てる感じがありますが、爆発的なスプリント力はないので、よーいドン的なスプリント勝負になると後手に回りそうです。
太田は良い位置を取っての追い込みでしょう。
石井はモートンマークから差し込むのが確実かと思いますが、展開次第となりそうです。
誰が優勝するのか楽しみですね！