6月26日(火)、久留米GIII最終日第9レースで行われるレインボーカップチャレンジファイナルは、今期1月から3月の平均競走得点上位9名によって行われる、特別昇班を懸けたレース。1着から3着に入った選手がA級2班に特別昇班できる。
出場する選手は以下の通り。
蕗澤鴻太郎 群馬 111期 77.96
小林裕一朗 千葉 111期 76.77
法月成祐 神奈川 77期 76.08
出澤拓也 神奈川 111期 75.80
森川康輔 岐阜 111期 78.50
板崎佑矢 愛媛 101期 77.29
吉田智哉 愛媛 111期 78.93
平尾一晃 長崎 111期 78.06
照屋将貴 沖縄 111期 77.14
※右端の数字は競走得点
まず目を引くのが9選手中7選手を占める111期生の多さで、若い力の台頭を示すものといえるだろう。
全体を競走得点だけで見ると、ずば抜けて高い選手はおらず、実力が拮抗しているのがよくわかる。
その中で、強いて上げるとすれば吉田智哉が筆頭となるだろう。競走得点はトップで、優勝も6回と最多。バック本数も25本の徹底先行だ。
南関東と四国、九州はライン、群馬、岐阜の2車が単騎のレース展開が予想されるが、その中でも注目したいのが南関東ライン。
今回出走メンバー中で、次期A級2班への昇班が決まっていないのは出澤のみ。法月成祐に至っては、A級1班への昇班が決まっている。
そうなれば、小林裕一朗が強引に主導権を取って先行、ゴール勝負となれば、番手から出澤が突っ込んでくるのではないか。
対抗してくるのが吉田、板崎佑矢の愛媛ライン。このラインが主導権を取ってくると、後ろに入る選手が有利になってきそうだ。
九州ラインは中団からの攻めで、タイミングを見て捲りに出ると見る。
蕗澤鴻太郎、森川康輔は単騎で、切れ目から自在に攻めるだろう。
111期の若手に期待のレースとなることは間違いなさそうだ。