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函館ナイターGIII展望
8月に入り恒例となってきました函館ナイターGIIIが7日から10日の日程で行われます。
7月中は地区あっせんのGIIIでしたが、ここからは全国あっせんとなり、また一味違うGIIIとなりそうです。
予選1、予選2はきちっとラインができて、わかりやすい競輪になりそうですね。

函館は天候が悪いと真夏でも風が吹き荒れとてつもなく寒くなるバンクです。この辺りも注意して車券投票の検討をしたいですね。天気が良いと最高のコンディションなんですけどね。

さて、今開催の注目選手をピックアップしていきましょう。
競走得点リーダー

松谷秀幸 神奈川 96期
サマーナイトフェスティバル初日の松谷は本領発揮でしたね。捲ってくる浅井康太をしっかり止めて鈴木裕の先行をきっちり差して1着。今の浅井をしっかり止められる脚は今開催では随一だと思います。シリーズリーダーとみて間違いないでしょう。松谷の前を走る選手も松谷が付けば先行しなくてはならない雰囲気を持ってきましたよね。また、FIではコンスタントに決勝進出を決めています。この安定感も良いと思います。

眞杉匠 栃木 113期
S級2班ながら今開催の優勝候補にも上げることができる眞杉に注目です。 7月初めの宇都宮FIの決勝逃げ切り優勝は後ろの仕事もありましたが、見事でしたね。この先行力を発揮すればここも優勝はできそうです。当然眞杉の後ろの選手とのワンツーも考えやすくなるでしょう。真杉の活躍に注目です。

鈴木庸之 新潟 92期
地元の弥彦記念は準決勝で敗退しましたが、予選1、予選2は1着、その前のFIでは決勝進出を決めて、波に乗っている鈴木に注目してみました。弥彦記念の予選2は気合溢れるアグレッシブなレースで1着を獲り地元の記念というところをアピールしましたね。見事でした。前走の西武園FIは準決勝で3着でしたが先行しての3着なので調子は悪くないでしょう。今開催の活躍を期待しましょう。

芦澤大輔 茨城 90期
負傷欠場後に調子は徐々に上向きつつあるので、ピックアップしてみました。持ち味の鋭い差しが戻ってきたならばここは当然、良い感じに仕上げて乗り込んでくるでしょう。芦澤の活躍するレースを早く見たいですね。
ここにはピックアップしませんでしたが、小原佑太(青森115期)も参加予定なので若手パワーとベテランパワーのぶつかり合いが見られそうです。
現場に行って車券を買うついでに函館見物もしたいですね。新型コロナウイルスさえいなければ!
ぴえんこえてぱおん!
でもソーシャルディスタンス、マスクをして函館ナイターGIIIを楽しみましょう!