月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
松戸燦燦ダイヤモンドカップGIII展望
暦の上では秋に入りますが、まだまだ暑いですね。
炎天下で観戦する競輪も、一興ですが、やはり日が沈んで涼しくなってからの競輪がこの季節は風情があっていいですよね。
8月22日から25日に行われる松戸燦燦ダイヤモンドカップGIII今年はナイターで行われます。
かなりの好メンバーです。
S級S班は平原康多、村上博幸、清水裕友が参戦予定ですし、次世代のトラック競技のメイン選手となる深谷知広は、333バンクのGIIIで負けるわけにはいきません。新山響平もその一人です。
好メンバーが揃う真夏の夜のGIIIを楽しんでください!
注目選手

深谷知広 愛知 96期
なかなか結果が出ない深谷だが、ここはしっかり結果が欲しいところでしょう。パリオリンピックでメダルを目指すのですから、ショートトラックの松戸、そして7車立てのレースは是が非でも勝ちたいところ。というより勝ってその実力を周囲にアピールしてほしいと思います。強い深谷がそろそろ見たいと思います。

清水裕友 山口 105期
GIでもメインを張る清水はここでは自力主体で優勝を狙ってくるでしょう。清水と同地区の選手が少ないですが、決勝で地元の先輩の桑原大志と同乗した時の走りを観たいですね。サマーナイトフェスティバル決勝で見せた差し脚は見事でした。今回はどのような展開を組み立ててくるのでしょうか。期待したいと思います。

平原康多 埼玉 87期
7車立ての競輪の方がなんか平原の持ち味が発揮されるような気がしてなりません。弥彦GIII決勝の巧さと言ったらさすがだと思います。併せて踏むところのタイミングや内に行くところ、そして捲って出るスピードなどさすがだと思いました。パワフル&俊敏な平原がここでもみられると思います。競輪の神髄をレースで魅せてほしいですね。

和田健太郎 千葉 87期
地元地区からは和田をピックアップしました。前がいるというのもありますが、とにかく強いですよね。不利な展開でも突っ込んでこれる脚は見事です。今開催は地元地区という事もあって、南関勢が多くあっせんされています。当然、和田にとって有利な形になっていくと思いますので強豪と対戦となっても和田からしっかり押さえておきたいですね。見事な脚を見せてほしいと思います。