特集


こつ然と浮かび上がる青森バンク。
 10月25日26日の2日間、青森競輪場にて、オープンエアでの開催は初となるミッドナイト競輪が試行開催されました。
 ドームの競輪場とは全く違い、夜、それも深夜を感じられるという、今までとは違ったミッドナイト競輪です。空を見上げれば満天の星空が広がっていました。
 10月も下旬となれば青森は、いつ雪が降ってもおかしくはない気候。初日の午後9時の気温は9度。かなり肌寒かったのですが、風は殆どなく、良いバンクコンディションでした。

 写真撮影は、メインスタンドの1コーナーよりからと、2センターのスタンド、そして、バンク内から撮影をしました。  ミッドナイト競輪ですから、無観客開催。当たり前に観客席側には照明はついていません。これも、青森ミッドナイト競輪の特徴だと思います。

 更に2センターのスタンドからバンクを見ると、美しいですね。

 ライトアップされたバンクは幻想的ですね。また、バンクの周りにライトが無いためバンクがひと際際立って見えます。
 バンク内は、よく見える感じではありません。やはり走路の向こう側にライトが無いため、走行している選手が浮き出て見えますね。

 ところで、選手たちは青森ミッドナイト競輪をどのように感じていたのか?聞いてみました。
 殆どの選手が、バンクは明るくて、軽くて走り易かったとのコメント。とはいえ、オープンエアですから、その時々で、バンクコンディションが変わる事は否めません。本格的に青森ミッドナイト競輪が開催されるようになった場合、天候は気にしたいところですね。
 今回の試行開催の結果が良ければ、来年度から青森ミッドナイト競輪は本格的に開催されるようです。本格的に開催されましたら、是非、中継で青森ミッドナイト競輪のレースだけではなく、その美しさも是非楽しんで見てはいかがでしょうか。


ライトアップされたバンクが美しい。

バンク内から。

ライトで浮かび上がる選手達。

ナイター競輪とも違うミッドナイト独特の雰囲気が漂う。