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在校1位&卒記チャンプの石井寛子、プレッシャーをあったが、それを乗り越え、デビュー戦の京王閣(5月10日から12日)を完全優勝で飾った。
一番目標だったデビュー戦を優勝できて、悔いはないですね!
-デビュー戦を迎える前の心境は?
「一生に一度のことなので、意気込んで行ったんですけども、身体の体調は万全ではなくて。でも、自分の力の限りを出そうと思っていました」
-競輪学校を卒業してからデビュー戦まで、準備期間は短かったかと思いますけど、どうでしたか?
「短いなとは思っていたんですけど、でも、信頼している人に言われたことが『デビューがもしも1年後だとしても足りなかったって言うだろうから、それは気にしなくていいこと』って言われて、それで、それなら今でもちょうどよかったのかなって思います」
-初日はいかがでしたか?
「初戦は、1着を取りたい気持ちとどうすればいいのかって身体が固まっている状態で緊張していました。自分では気にしてなかったんですけど、走って身体があまり動かなかったので、緊張していたのかなって思います」
-今まで見た石井選手の中でも一番緊張していたように見えました。
「一番緊張していたかもしれないですね。2日目に『(顔が)緩んできたよ』って言われたんで、そんなに強張っていたのかなって思いました(笑)」
-でも、2日目は初日に1着を取って、さらに緊張したのでは?
「いえ、逆ですね。初日に走って、自分の全力を出せれば、必ず良い結果が出せると思ったので、2日目はいつも通り走ることができました」
-決勝戦はいかがでしたか?
「地元の京王閣競輪場でデビュー戦を走るということで、一番目標だった優勝ができて、悔いはないですね!」
-3日間、力を発揮していましたね。
「でも、帰ってきてから、周りからはだめだったの声もないんですけど、よかったもないんですよ。松戸の妹(石井貴子)の競走が素晴らしかったので、妹の方の評価が高いので、これからは内容にもこだわっていきたいと思います」
-ハードルをさらに上げた感じですね。
「強くなりたいのと、妹にも負けたくないので、頑張ります」
-貴子選手が自転車を始めて、ライバルになるとは学校に入る前は思わなかったのでは?
「思わなかったですね。でも、まだまだ、まだまだまだですけど。じゃないとこの13年間が何なのってなるので、まだまだ負けられないです(笑)」
-これからの目標を教えてください
「京王閣でのオールスターのガールズコレクションを走ること、それからガールズグランプリですね。目標に一戦一戦集中して走りたいと思います」