4月13日から15日のいわき平ナイター、4月26日から28日の京王閣ナイター、5月3日から5日の京都向日町に2人の女子短期登録選手が参戦!
2014世界選手権(カリ)でチームスプリント、500mTTでチャンピオンに輝いたドイツのミリアム・ベルテ選手。
スペインのエレナ・カサスロイヘ選手のコーチは、過去に国際競輪で活躍したホセアントニオ・エスクレド氏です。コーチからいろいろ日本の競輪について学んできたそうです。
2人がどんな走りを見せてくれるか楽しみですね!
-自転車競技を始めたきかっけは?
「私の母の再婚相手、つまり義父がトラックサイクリングのコーチだったので、一緒に大会などを見に行くうちに面白そうだと興味を持ち、始めました。それが14歳の時。それまでは陸上をしていました」
-世界選で、チームスプリント、500mTTの2つの金メダルの感想は?
「とても嬉しかったです! 500mTTで獲った金メダルが、自分にとって初めて個人種目で獲った金メダルだったので嬉しかったですね。2位のアンナ・メアーズさんが圧倒的に強い時代がずっと続いていましたからね。彼女とはとても仲がいいんですよ」
-ガールズケイリンを走ることが決まり、どう思いましたか?
「とても誇りに思いました。なぜなら、ケイリンという種目は日本から発祥したものなので、どんな風に日本で走られているかを見たかったし、ずっと日本で走りたいと思っていました。今回、声をかけていただいて嬉しかったです」
-世界選が終わって、普段ならオフシーズンに入っていると思いますが、今のモチベーションは?
「もともとリオ五輪を見据えているので、世界選が終わってもモチベーションは保ち続けているんですけども、今年は日本に来ることが決まっていたので、ちょっと違った心持でモチベーションを保っています」
-ケイリンは好きな種目?
「正直に言うとチームスプリントが好き(笑)。でも、日本から帰る頃にはケイリンが好きになっていると思います」
-普段は、どんなトレーニングしていますか?
「夏場は自分でやっています。夏場は義父がトレーニングをしてくれるんです。9月くらいからはチームと一緒に練習しています」
-日本に来る前に、ガールズケイリンのレースはVTRなどで見ましたか?
「はい、見ました。競技のケイリンとは随分違ったんですけど、これから競輪学校に行って、先生から色々教えてもらって、準備したいと思っています」
-ガールズケイリンでは、賭け対象になることをどう思われますか?
「それは日本の伝統だと思います。逆に、ドイツなどではない経験なので面白いことだと思います。自分にいくら賭けられているかわからないんですよね? えっ、オッズを見れるんですか! それはちょっと見ちゃうと緊張しちゃうかも(苦笑)」
-前回、レベッカ・ジェームズ選手が活躍していますが、今回、自信はありますか?
「彼女は、昨年の世界選のケイリン優勝者です。ベッキー(レベッカ・ジェームズ)と話して、いくつかアドバイスをもらいました。自分はベッキーほど強くないかもしれないけど、全力を尽くして頑張りたいと思います」
-賞金の使い道は?
「1開催目(いわき平)と2開催目(京王閣)の間に少し間が空いているので、そこで2人で遊びたいと計画しています。そこで使いたいですね。ただ、1開催目で稼げればの話ですけど(笑)」
-木製バンクじゃないバンクを走った経験は?
「あります。ドイツでは今くらい(の時期)から9月までコンクリートのバンクで練習しています。そこは400mじゃないけど、随分昔に400mバンクで練習していたことはありますよ」
-雨の中でのレース経験は?
「ないです!晴れることを願います(笑)」
-好きな日本食は?
「お寿司ですね。機内食でも日本食を選びました」
-レベッカさんがうどんを気に入ったそうですが、聞きましたか?
「はい、聞きました。私も食べてみたいと思います」
-ガールズケイリンは、世界で知られていますか?
「はい。自分たちの周りには自転車選手ばかりなので(ガールズケイリンは)有名ですよ」
-トラックの女子選手たちの中で「日本に来てみたい」と言っている選手はいる?
「はい、チームメイトのクリスティーナ・フォーゲルも来たがっていますし、皆、来たいって言っていますよ」
-日本のファンにメッセージをどうぞ。
「日本で走ることができてとても、とても嬉しいです。私に賭けてくれるファンの皆さんに満足してもらえるように、全力を尽くしたいと思います」
エレナ・カサスロイヘ
Helena Casas Roige
-自転車競技を始めたきかっけは?
「父が、自転車のスクールをしていて、7歳からロードをやったり、トラックをやったりしていたんですけど、その内に段々とトラックの比重が大きくなってきました」
-ガールズケイリンを走ることが決まり、どう思いましたか?
「来ることが決まった時はとてもワクワクしました。日本に来る事はすごく光栄なので、嬉しく思っています。また私のコーチのエスクレドが過去に日本に来ていて、彼が日本の競輪のことを教えてくれて、それで彼が日本の経験を気に入っていて、『とてもいい国だよ』と言っていたので、自分も体験してみたいと思いました」
-世界選が終わって、普段ならオフシーズンに入っていると思いますが、今のモチベーションは?
「ロンドン五輪も出たんですけど、リオ五輪出場に向けてのポイント争いが始まっているので、それに向けて、今回の日本に来ることもそのためになると思います」
-普段は、どんなトレーニングしていますか?
「1人でやったり、パラリンピックの人たちと一緒に練習したりします。シーズンが始まると、チームと一緒に練習します」
-日本に来る前に、ガールズケイリンのレースはVTRなどで見ましたか?
「はい。男子選手と同じように海外の女子選手も日本に呼んでくれる機会を作ってもらい、すごくいいことだと思います。男子選手よりはシンプルなレースになるんじゃないかなと思います。日本の男子選手のレースはアグレッシブですからね(笑)」
-ガールズケイリンでは、賭け対象になることをどう思われますか?
「いいことだと思います。でも、プレッシャーはありますね」
-前回、レベッカ・ジェームズ選手が活躍していますが、今回、自信はありますか?
「ベッキーのレースは自分も見ました。すごく上手だったと思います。私も全力を尽くしたいですね」
-賞金の使い道は?
「帰国後、五輪やワールドカップなどに出るために自分の活動に使いたいと思います」
-木製バンクじゃないバンクを走った経験は?
「はい。マドリッドにコンクリートのバンクがあります。それは250mのバンクです。でも、子供の頃には400mで練習していたこともあります」
-雨の中でのレース経験は?
「ないんですよ。日本では雨でもレースがあるんですよね」
-ケイリンは好きな種目?
「スペインチームは、チームスプリントに力を入れているけど、自分はケイリンとチームスプリントが好きですね」
-男子の短期登録選手は、日本で競輪競走に参加し帰国すると強くなっていますが、いかがですか?
「私も同じように強くなりたいです」
-レベッカさんはうどんを気に入ったそうですよ。
「私も食べてみたいですね。何でも食べてみたいです(笑)」
-今回の目標は?
「ケイリンを勉強して、決勝戦に乗りたいです」
-日本のファンにメッセージをどうぞ。
「私のレースを見て楽しんでいただけたらと思います。また、応援してくれるファンの皆さんため、全力で頑張ります」