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先日の熊本地方を震源の熊本地震により被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。また一日も早く復興されることをお祈り致します。

5月5日こどもの日に今年3人目のグランプリ出場候補者が決定しました。
今年から、というより今年度からダービー開催がゴールデンウィークになったおかげで今年に限り年に二回の開催があり2人のダービー王が誕生することになりました。同一年にダービー連覇という偉業を達成出来るチャンスも出来、また初の3億円プレーヤーも出る可能性が出来興味深い開催にもなりました。
その今年二度目のダービーは静岡で開催され、熊本地震被災地復興を支援するために、被災地支援競輪と名付けられて開催されました。そこでの優勝者はなんと熊本出身の中川誠一郎選手。筋書きのない競輪に筋書きがあったかのような素晴らしい結果になったような気がします。熊本の被災者の方々には、ほんの少しかもしれませんが勇気、やる気、元気を与えてくれたのではないでしょうか。
その中川選手は、今年はリオオリンピック出場も決めていて、私が現役時代にこだわっていた世界に挑戦することでワールドクラスの選手に揉まれながら「世界に通じる力」をつけることで、日本の競輪では負けることはない「最強レベルに近づける」ということを証明してくれたような喜びも私にはありました。
中川選手は現在オリンピックに向けて練習、調整のために国内の「競輪」は出場していないですが、是非とも被災地ならびにこの日本にも明るい話題を送り届けていただきたいと思います。ダービー王なんですから真の日本チャンプとして胸を張って頑張ってきてください。
さて、話しは変わりますが、グランプリ出場を目指して選手の皆さんは頑張っていると思います。今年はダービーが二回あるので特別競輪を優勝しなければGP出場が遠のくと思って戦っていると思います。それは、例年ダービーの2着選手が他の特別競輪の優勝賞金ぐらい稼げるから賞金額でほぼ出場権があるような位置に立てるからです。普通に考えて7人の特別競輪優勝者に2人のダービー2着者でほぼグランプリ出場者が決まると思っていいと思います。それを考えると今年はほとんどの選手が特別競輪に合わせて調整してくるのではないでしょうか。ということは今年の記念競輪での動きにごまかされては特別競輪での車券的中には近づけ難くなると思います。今年は特に初日からの動きをじっくり観察して車券勝負するのが勝利への近道だと思います。
そう考えるとこれからの特別競輪ますます楽しみになってきましたね。選手の皆様も今やらなきゃいつやるの?(少し古いですが)笑
他人に夢を与えれる仕事をしてるなんてとても素晴らしいことです。いつまでも若いと思わず悔いの残らないように練習に取り組んでください!
山田裕仁(61期 岐阜)
 1968年昭和43年6月18日岐阜県47歳 GI6勝 KEIRINグランプリを3回制覇
 その強さに「帝王」と呼ばれた 61期で同期は神山雄一郎
 2014年3月に日本選手権競輪を最後に引退し現在は競輪評論家として活躍中