7月が近づきました。
111期、112期（女子6期）がデビューしてきます。
日本競輪学校に在校中は色々話題が多かった両期。大型新人登場となるか期待したいですね。
まずは、111期から。

一緒に練習している稲毛健太選手に聞いたところ、「彼は強いですよ！」と言っていました。稲毛選手にそう言わせるはなかなかだと思います。また、記録会の1000ｍを1分6秒81を記録しています。
長い距離を踏めるので、先行しても逃げ切れるはずです。

取材している中で、一番気になったのが山崎。非常に強いのですが、どこかフワンとしている面白い生徒でした。競輪学校を卒業後、一心不乱に練習をしていれば、相当活躍するはず。在校時は200ｍ、400ｍで1番時計を出しており、ダッシュ力に期待したいですね。

松本は入校当初は、色々相当苦しんだようでしたが、徐々に大学時代の実力に戻り、ゴールデンキャップを獲得しました。卒業ししっかり自分にあった練習ができていれば、かなり強いはずです。総合力では111期No.1だと思います。

パワー的には断トツであるのは間違いない太田。デビュー戦もかなり期待したいのですが、気がかりが1点あります。太田はナショナルチームに所属し、東京2020を目指し自転車競技のレースに参加しています。こちらは、ガールズケイリンの使用上限のギヤ比より大きいものを使用しており、もしかするとなれるまでに、苦戦する可能性もあります。なので、是非デビュー選手は注目してください！

ガールズケイリンでの総合力でいえば、梅川が一番だと思います。デビューから勝てる要素は多くあると思います。後は、ガールズケイリンの実戦で色々な経験が、成長させるはず。先輩方の競走に翻弄されないでしっかりと自分の実力が出せるかどうか。デビューが非常に楽しみな選手です。

在校成績や卒業記念レースを見ても、少し梅川の影に隠れたところがありましたが、吉村も注目の一人でしょう。後は梅川同様、レースに対する慣れです。しっかり練習して、デビューに備えてほしいですね。大活躍を期待したいです。