木枯らし1号も吹いて気温もぐっと下がってきましたが競輪界ではこれからぐっと熱くなります。
いよいよ今月はグランプリ出場に向けての最後の戦い小倉競輪祭が開催されます。 もうすでに特別競輪を優勝している平原康多選手、三谷竜生選手、新田祐大選手、渡邉一成選手はそんなに入れ込むことも、緊張することもなく意外と気楽な立場で参加出来るのではないでしょうか。賞金ランキングで浅井康太選手もほぼ確定で気分的には気楽に参加出来る選手の1人だとは思いますが本人的には特別競輪を優勝してグランプリに出場したいと思っていると思います。 競輪祭に参加する選手は、まだ優勝出来るチャンスもありグランプリに出場出来るチャンスが残されてるということです。是非ラストチャンスに悔いのない仕上げで参加してもらいたいです。 ラストチャンスをものにするという勝負強い人は誰なのでしょうね？
冷静に今の輪界勢力図をみてみると、やはり福島の新田、渡邉が頭一つ抜けているように思います。 小倉競輪場は室内競輪場なのでスピード競輪になります。 前橋ドームでの親王牌のレース内容を参考に考えてみてもこの両者の力が抜けていると思います。 そこに対抗出来るのは、深谷知広選手のスピードではないでしょうか。深谷選手がどの程度活躍出来るかでこのシリーズの盛り上がりが決まってくるような気がします。 そしてもう1人、脇本雄太選手の復調に期待です。脇本選手のトップスピードも十分優勝を狙える位置にあると思います。
今の競輪界に欲しい物の一つとして若手の活躍そしてスターの誕生です。今開催も100期代の選手が10人程度参加します。この選手達が活躍してくれると今年最後の特別競輪もきっと盛り上がります。そしてこの若手達が活躍することによって来年への楽しみも出来てきます。ということで若手の活躍にも期待ですね。
チャンピオンユニフォームを着てる 村上義弘選手は優勝するしかグランプリ出場が叶わないため、グランプリ連覇への挑戦権が無くなってしまいます。 今年のグランプリの見所になるように村上選手にはぜひ頑張って優勝せてもらいたいですね。また競輪祭で新田祐大選手が優勝しグランプリも優勝すれば年間最高獲得賞金額の更新という話題もでてくると思います。個人的には自分の記録を塗り替えられるということは淋しい気もしますが、記録は塗り替えられるためにあるのと、業界にとって明るい話題はどんどん必要です。是非頑張って記録更新してもらいたいと思います。
競輪祭シリーズを盛り上げる為にも 参加選手の皆様には私の予想を覆すような頑張りを期待しております。 選手の皆様の健闘をお祈り致します！