月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
競輪ファンの皆さん、
新年明けましておめでとうございます。
2022年も月刊競輪WEBにてコラムを書かせて頂けることを嬉しく思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さあ昨年末に行われた競輪界最大の祭典、KEIRNグランプリ2021について振り返りましょう。
優勝したのは古性優作選手でした。
単騎戦と言う難しい状況の中先行する吉田拓矢選手の4番手をキープし最終2コーナーから捲りを敢行。
番手捲りを打つ宿口陽一選手をねじ伏せ後続をちぎっての勝利と言うインパクト大のレースであった。
古性選手の持ち味は先行、捲りをハイレベルに使い分けながらも『異次元のハンドル捌き』と呼ばれるほどのテクニックを持つ事で有名だ。
このような選手が2022年、競輪界の顔として君臨する事は非常に誇らしい。
現代競輪に1番必要な資質は『何でも出来る』事にほかならない。
古性優作、松浦悠士、郡司浩平、清水裕友がそのカテゴリーの頂点に位置している。
筆者が弟子や若手選手達に一番参考にさせるのも上記の4人だ。
「とにかくこの4人のレースを見ろ」
と口酸っぱく言う。
まぁ脇本雄太選手だけは別カテゴリーだ。
脚力が別次元すぎて参考にならない。
今年あっさり全冠制覇なんて言う偉業を成し遂げても驚きは無いだろう。
そしてさらに新たな時代もすぐそこまで迫って来ている。
町田太我選手、山口拳矢選手、吉田有希選手、犬伏湧也選手、etc・・・
ようするに今年誰がチャンピオンになるかなんて全く分からない。
今年の競輪も楽しみだ。
それに尽きる。
筆者もほんのちょっとでもこの業界の力になれるよう努力したい。
あらためて今年もどうぞよろしくお願い致します。