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10月からの記念競輪は9車立て!
7月から続いていた7車立ての記念競輪も9月で終了します。ですが、FI開催以下は7車立てですから7車立てがお好きな方はまだまだ楽しめます。
さて、9車立ての記念競輪はどうなるのか?気になりますよね。
それを考えるには、まず7車立ての記念競輪をどう見るかがポイントになってきそうです。
まず、上げられるのは、
○9車立ては苦手な選手で7車立ては相性がいい選手というのがあります。直近のレースをみて調子を判断するのは危険です。過去の9車立てのレース成績を確認してから、選手の調子を判断しましょう。
また、レース形態もありますが、7車立ての方が、スピーディーにレースが展開してきます。特に、ラインが短い場合が多いので、先行しても3番手からあっさり捲られる場合も多く見受けられます。これを防ぐために後方からくる選手を先行するラインの番手選手が大きくけん制しています。この時内が大きくあくので後方から空いた内をついてくる選手も多く見受けられました。
○9車立てになるとしっかりとした3車ラインが先行した場合は3番手選手が内を締めるので紛れが少なくなります。
これも一つの注意ポイントです。
現在9車立てレースは月1回のGI、GIIレースだけですが、これをしっかり見返しておきましょう。
○要は7車のFIをメインで走る選手と9車のGIII以上をメインで走る選手が混在してくるのでレースの様相が大きく変わってくると思います。現在のGI、GIIレースは全員がまさに7車と9車を走っているので、このレース形態が当面、記念競輪でも起こると思います。
レースにおける各ラインの先頭を走る選手の動き、番手選手の動きをしっかりチェックしておきましょう。
7月から9月の7車立て記念競輪はどうなる?でも書きましたが、7車立てはラインがあれば後方に置かれても6番手からの捲りで前が詰まれば詰まるほど捲りやすくなりますが、9車だと、最悪8番手からの捲りになって届かない場合が多いでしょう。
前記したところとリンクしてきますが捲りがメインの選手だと7車と9車では成績が大きく変わってきそうです。特に位置取りが慣れてこないと思った競走にならないはずです。
この辺りを考慮すると先行できる選手のラインから考えるのは当面妥当ではないかと思います。ラインの総合力というのもありますが。
コロナ禍で大変な世の中ですが、競輪に関しては7車があったり、9車があったりと色々な競輪が楽しめる時代となりました。あとはファンの方々が相性のいいレースを選んでいただき楽しんでいただければと思います。
こんなことを書くのも変な時代遅れなことですが、このレース形態が混在するコロナ禍の今、つくづく思うのは、文明が進化する恩恵を享受できる事を実感いたします。
KEIRIN.JPを観ればすべてのレースを確認できるのですから、競輪の研究が簡単にできるのです。スタートからゴールまでのレース映像を流していただけると良いのですが、データ量の問題もあるのでレースが動いてからのものしか流れていませんが、これでも十分に競輪を研究することができます。
気になる選手を見つけたら、すぐさまその選手の過去映像を見返すとより深く車券を考えることができます。
ギャンブルはまず研究する事が勝利に近づきます。
是非研究をして、10月からの記念競輪を楽しみましょう。