競輪ルーキーシリーズ2020 プラス 京王閣
優勝は青野将大
今回の競輪ルーキーシリーズ プラスは2回目。5月6月に行われた新人選手だけで走るルーキーシリーズで上位の成績を収めた選手が走るレースです。
117期の中間試験?とも言えそうな競輪ルーキーシリーズ2020 プラス京王閣が行われました。
今回の出場選手は
山口拳矢 岐阜
青野将大 神奈川
石原颯 香川
長田龍拳 静岡
土生敦弘 大阪
山田雄大 埼玉
仁藤秀 静岡
以上の7名の選手たちでした。特に山口拳矢は18連勝し寺崎浩平以来の無傷でS級に特別昇級を果たしました。当然、その実力からいって注目は山口に集まりました。
また青野もA級2班に特別昇班しその後、2回の優勝がある有望選手で注目を集めました。
レースは
前から土生、山口、石原、青野、長田、仁藤、山田で周回。ラインは長田-仁藤の静岡ラインだけであとは単騎。残り2周過ぎで長田が上昇し、打鐘で先頭に立つとそのまま逃げ態勢に。その3番手に入ったのが山口で、このままいくかと思われた最終ホームで仕掛け、長田と山口のもがき合いとなった。山口は長田に合わされ、さらに番手の仁藤に牽制され前に出られず。後方に下がっていた青野は土生が石原と絡んだところを、内から抜けて最終バックから踏み込み、ゴール前で前団を交わし1着ゴールし優勝を決めた。2着は山口を追走する形となった山田、3着に山口となりました。
周回
打鐘
打鐘過ぎ3コーナー
最終ホーム
最終1コーナー
最終バック
最終3コーナー
ゴール前
ゴール
優勝した青野は良く前を見ていたなと思います。最後の伸び脚も良かったですよね。
また、もがき合った長田、山口もこの後を見据えるレースができたではないかというレース内容でした。
ここに出場した全員が来年の今ぐらいにS級で活躍していてほしいですね。
優勝した青野将大のコメント
「レースは流れを見てという感じでと思っていたんですけど、後ろに追いやられてしまったところがあって、そこからは縫って縫って最後狙おうと思っていました。(最終1コーナーで)あそこは上に行くつもりだったんですけど、音が聞こえた瞬間、内しかないかなと思って。イメージして内に行ったわけではなくたまたまでした。後ろだったので、全体が見えていて、龍拳が強かったなって思います。そこで拳矢が外に浮いてしまっているところがあったので脚を使っちゃったのかな。龍拳の頑張りがあったので最後突き抜けられたのかなと思います。今後の目標は1年以内にS級特別昇級と思っていたのとルーキーチャンピオンレースに出られるかぎりぎりのところだと思うのでそこを狙って頑張りたいです」
優勝を逃した左から山口、仁藤、長田。反省会中。