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第2回ガールズ フレッシュクイーン
優勝は久米詩選手!!
第2回ガールズ フレッシュクイーンが、防府競輪開設71周年記念競輪・周防国府杯争奪戦(GIII)最終日6レースに行われました。
デビューから2年以内のガールズ選手で争われるこのレースですが、本来は4月に行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開催中止になり、今回行われることになりました。

1番車・柳原 真緒(福井)
2番車・佐藤 水菜(神奈川)
3番車・吉岡 詩織(広島)
4番車・山口 伊吹(長崎)
5番車・野本 怜菜(埼玉)
6番車・比嘉 真梨代(沖縄)
7番車・久米 詩(静岡)

レースは、比嘉がスタートを取ったが野本も前に出ていて、比嘉が野本を迎え入れる。野本、比嘉、吉岡、柳原、佐藤、久米、山口で並びは落ち着きました。残り2周前から久米が上昇して3番手に入り、打鐘前から吉岡が車間をあける。打鐘2センターから吉岡がカマしていきましたが、野本が合わせて踏んでいきました。最終バック前から柳原も捲っていたが、行き切れず。比嘉が捲り追い込んでいき、その後ろから久米も追い込んでいき、2人のマッチレースになりました。結果、微差で久米に軍配があがり、優勝を飾りました。2着に比嘉。3着に野本が入り、135,170円の大きな配当になりました。

スタート

周回


赤板

打鐘


最終ホーム

最終バック


ゴール

表彰式

選手コメント
優勝の久米詩

久米詩
「皆、水菜さんや柳原さんの仕掛け待ちになると思ったので、できるだけ前にいたいなと思っていました。(打鐘から野本さんが仕掛けて3番手をキープできた)展開に恵まれて、あそこで詩織さんに前で出切られると後ろになってしまったと思います。(比嘉さんが仕掛けた後の伸びは)あんまり考えられてなかったですけど、ゴール目がけて全力で踏んでいました。(優勝は)全然わからなくて、お客さんの声も半々でしたし、差せてなかったかなって思ったんですけど、戻ってきたら同県の先輩たちがあたたかく迎えてくれて、わかりました。もう少し自力を出して、長い距離を踏めるようになれたら、もっと自分でいい流れを作れるようになっていくと思います。ここで優勝できて、競輪祭のトライアルに向けて、いい流れをつかめたと思います。上のレースで戦えるように頑張っていきたいです!」
2着の比嘉真梨代

比嘉真梨代
「悔しかったですね!優勝できたかと思ったんですけど…。鍛錬が必要ですね。自分はゆっくり、ゆっくり成長していかないといけないのかなって。ここで優勝しちゃうと慢心してしまうから、優勝できてないのかなと思う気持ちもあるんですけど、日々の努力を重ねていくしかないですね。その前に少しリフレッシュして、また、練習しかないですね。バックでは仕掛けられたし、でも、まだ自転車の乗り方がイマイチな感じなので、修正していきたいですね。今年中には優勝することが目標なので、あと2カ月間あるので頑張りたいと思います」
3着の野本怜菜

野本怜菜
「力を出し切って、3着に残れて、大穴も出せたし、やれることはやったかなと思います。3コーナーくらいまではいけたかなと思ったんですけど、ちょっと末脚が足りませんでしたね。もう少し粘りたかったですね。初めての単発レースでしたが、大きい舞台で走れるようになりたいなってモチベーションもあがったし、練習を頑張っていきたいと思います」
4着の柳原真緒

柳原真緒
「吉岡さんが動いたタイミングで、西武園で佐藤にやられているし、(佐藤より)絶対に先に仕掛けようと思っていました。吉岡さんの後ろに行ければよかったんですけど久米さんに取られ、外々になってしまったのがよくなかったのかなと思います。でも、外々になってもいつもよりも踏めていました。いつもだったら後退していくけど、踏めていたので、セッティングを変えて感じはよかったので、それを競輪祭のトライアルにつなげたいですね!」
5着の山口伊吹

山口伊吹
「何でもできるようにって思っていたんですけど、初手の位置がよくなかったですね。3番車までの人たちを意識し過ぎて、いつもだったらもっとポンって早く出るんですけど、ためらっちゃいました。途中で、詩みたいに動けばよかったです。また来年出られるように頑張りたいと思います」
6着の佐藤水菜

佐藤水菜
「バックでは出るっていうつもりだったけど、久々の競走すぎてたぶん、集中しているつもりで集中できていなかったのかもしれないですね。フレームも私も進みませんでした。色々と落ち着いてから、また頑張ります」
7着の吉岡詩織

吉岡詩織
「脚がなかったので、また頑張りたいと思います!」