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ガールズケイリンコレクション2021トライアル グループA 取手決勝レポート
久米詩、太田美穂がコレクション出場確定!
1月に行われるガールズケイリンコレクショントライアルは決勝1位2位が(残り1名は3戦行われるうち選考順位で一番上の決勝3位選手が1名出場できる)5月の日本選手権競輪内で行われるガールズケイリンコレクション2021 京王閣ステージに出場できる予選レースです。
ガールズケイリンコレクション2021 京王閣ステージのトライアルは取手(1月9日-11日)、別府(1月23日-25日)、平塚(1月28日-30日)で行われます。
どの選手が勝ち上がりコレクション出場を決めるのか?
このトライアルレースが始まって、興味深いのは、トップ選手も着外になる大どんでん返しがあるという事でしょう。
そして、11日に取手競輪場で行われた決勝では、ジャイアントキリングが!

レポートです。
2日間の予選を勝ち抜いて決勝に進出をしたのは
1番 高木真備 東京
2番 奈良岡彩子 青森
3番 太田美穂 三重
4番 石井貴子 千葉
5番 永禮美瑠 愛知
6番 小林莉子 東京
7番 久米 詩 静岡
の7選手。

高木真備

石井貴子


久米詩

太田美穂


永禮美瑠

小林莉子

※選手のマスクはレース前、アップ時以外は着用しています。
人気は高木、石井が支持を集めていました。

レースは前から永禮、太田、小林、石井、高木、奈良岡、久米で周回。残り2周から石井が上昇。打鐘で久米が最後方から上がり永禮の後ろにはいると、太田がかまし先行。後方を突き放していくと、後方では石井が、高木を警戒し早めには踏まず、3番手に入った久米は若干、車間を切って後方からくる選手を警戒。最終バックから、石井が踏み込むが、久米に合わされ前に出れず。高木も外々を踏まされ、大外になってしまった。久米がゴール前突き抜けて1着、2着には太田が逃げ残り2着、3着に石井が入線。

周回

打鐘


最終ホーム

ゴール



優勝した久米
「率直に嬉しいです。動く選手が多かったので、できるだけ前々にと思っていて、そこでしっかり3番手を取れたことがすごく良かったかなと思います。コレクションに向けての抱負は、そうですね今回強いメンバーで勝てたので凄く自信になりましたし、コレクションでも自分の走りを出せるように頑張りたいなと思っています。
(最近の好調の要因は?)
レース展開を考えられたりとか、そういった部分で成長できているのかなと思います。なるべく動くということを意識してやっています。
(今年の目標は?グランプリでしょうか?)
脚力的には足りていないなと実感しているので、そこをもう少し補っていければ、グランプリに向けて道が見えてくるのかなと思っています。


2位の太田 
「逃がされていると思っていましたが2着に粘れて、初のコレクションも走れるので良かったと思います。

(レースは)多分逃がされるなと思っていたので。ゆるんだところで仕掛けようと思って、あと逃がされると思ったけど、粘ろうと思っていました。このメンバーで2着は成長したかと思います。
(コレクションに向けて)このトライアルは強い選手達ばかりだったと思うんですけど、これで2着というのは自分でも良かったかなと思うし、上には上がいるのでしっかり練習しようと思います」。

3着の石井は今後行われるレースの結果次第となりました。