月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
ガールズケイリンコレクション2021 トライアルB 別府決勝レポート
ガールズケイリンコレクション2021 京王閣ステージ出場に向けてトライアルの第2戦が1月23日から25日にかけて別府競輪場で行われました。
ここで決勝1位2位が第1戦の久米詩、太田美穂に続き出場が決定することとなります。

初日の予選1、二日目の予選2を勝ち抜いて決勝に進出を決めた7名は、

1番 児玉碧衣
2番 細田愛未
3番 成田可菜絵
4番 石井寛子
5番 梶田 舞
6番 佐藤水菜
7番 大久保花梨

となりました。

児玉碧衣

細田愛未


成田可菜絵

石井寛子


梶田 舞

佐藤水菜


大久保花梨


決勝レース
予選を1着1着で勝ち上がったのは児玉と佐藤で二人とも強い競走を見せての決勝進出でした。
他の5選手は成績がまとまっての決勝進出とはいいがたく、児玉、佐藤、2強の争いとなりそうなレースでした。
迎えた決勝戦は、先頭員以下、石井、成田、大久保、佐藤、児玉、細田、梶田で周回。
打鐘前で佐藤が前と車間を空けて前に出るタイミングをうかがっていると、最後方の梶田が内を掬う形で前に上昇し石井の後ろに。その間に佐藤は先行意欲を見せ、後ろにいる児玉を警戒しながら、前に踏み込み、同じく先行の意思を見せた児玉に合わせる形で最終ホーム過ぎに前に出ると、一旦引いてその後ろにいた児玉が一気に踏み上げて佐藤を交わし最終バックは先頭で通過。児玉はそのまま押し切って1着。その児玉を追走したのが細田です。その内で佐藤も粘りましたが、細田が伸びて2着、3着に佐藤が入りました。

決勝発走機

スタート


周回中

打鐘


最終ホーム

最終バック


ゴール前

ゴール


優勝した児玉
優勝した児玉のコメント
「一周かまそうかなと決めていましたが、サトミナの出足も良くてこのままだと前に出たところで後半たれるだろうなと思ったので、一旦佐藤に前を任せて。あとは自分のタイミングで捲りに行って、上がりタイムも11秒台が出たので、すごくうれしいです。調子が良い時と比べてスピードの乗りも少し甘いし、出だしもあまり良くなかったです。自分の中で思いつく悪い原因があるので、5月のコレクションまで原因を克服できるようにして、また頑張りたいと思います」





2位の細田
2位の細田。初めてのコレクション出場を決めた。
「碧衣ちゃんの後ろにつけて良かったです。最初から碧衣ちゃんの後ろにつけたので、死ぬ気でついていこうと思っていて、千切れなければ2着、3着は行けるだろうと思っていたので、良かったです。これでコレクション出場が決まったので、次は碧衣ちゃんを抜かなければいけないと思うので。今のままだとまだまだ抜けないと思うので、しっかり練習して抜けるようにしたいです」