10月4日、平塚競輪開設71周年記念湘南ダービー（GIII）最終日6レース
注目は在所成績も高かった志田龍星選手、山根将太選手、そして、同期一番乗りでA級2班に特昇した地元の新村穣選手などもいた。

出場選手は
1番車・金田涼馬（神奈川）A3
2番車・山根将太（岡山）A2
3番車・桑名僚也（埼玉）A3
4番車・田川翔琉（熊本）A3
5番車・新村穣（神奈川）A2
6番車・大槇大介（岡山）A3
7番車・志田龍星（岐阜）A2

レースを振り返り、
金田選手－新村選手、山根選手－大槇選手、桑名選手、志田選手、田川選手の並びで周回を重ねた。打鐘過ぎから山根が先行体勢に入る。大槇選手も一瞬離れたが最終ホーム前で追いついた。最終2コーナー、後方6番手から志田選手が捲っていく。大槇選手が牽制するが、その空いた内に金田選手が入っていった。志田が捲り追い込んでいって優勝を決めた。2着は金田選手。3着に田川選手が入線した。

●優勝の志田龍星
「外枠だったので後ろになるだろうなとは思っていました。ほとんど先行一車だし、山根が先行して誰が捲るかというレースになると思ったので、他の誰かが行く前に先に行こうと。風が強かったので、皆も脚をためてと思っていただろうと思し、コーナー回して、4コーナーで前に出られたのでよかったです。今回はお客さんの前で走れてよかったです。できる限り早くS級にあがれるように頑張ります！将来は中部を代表する選手になりたいと思います！」

●2着の金田涼馬
「結局、自分本位のレースになってしまって、新村さんを引き連れていけなかったことは悔しかったですね。2着を取れたことは素直に嬉しかったです。けど失敗続きなとこがあるので次こそは成功させたいですね。有観客のレースは久々でしたし、GIIIで観客も多かったし、少し緊張したけど、でも頑張らなきゃって思って程よい緊張で走れました。また頑張りたいです」

●3着の田川翔琉
「金田のラインについていこうと思っていたんです。でも、前も後ろを見ていて志田のことを見ていたし、2コーナーで志田が行ったので、それについていって4コーナーで追い込もうと思ったんです。でも、センターで山になって、外、外回されて、離れてしまって、結果3着になってしまって悔しいです。優勝するには志田よりも早く行かなければいけなかったし、不利な位置だったし、もっと早めに動かなきゃいかなかったし、ちょっと弱気なレースになってしまいました。西は同期とのあっせんが多くてきついですけど、頑張ります」

●4着の桑名僚也
「山根は後ろにいくと思って、それで色々と作戦を考えていたんです。けど、山根も前に行っちゃって、ライン2つが前に来られちゃうと誘導を切れなかったので、スピードがどんどんあがっていくときつかったですね」

●5着の山根将太
「神奈川勢か僕のどちらかが先行だと思ったので、神奈川勢が前を取ったし、これは自分で行けるところから行くしかないなと思いました。けど、重くて、バックくらいできつかったですね。残り1周のところで脚がもうきつかったので、バックまで踏み上げていければいいなと思ったんですけど、そこからはもう踏む脚がなかったです。また練習して頑張ります」

●6着の大槇大介
「けっこう風が強くて、しんどかったですね。山根さんは行けるところから行くって言ってくれたので、それに一生懸命ついていこうと思ってました。金田君が内に入ってきた時はもうけっこう脚いっぱいで反応はできんかったですね。強い山根君についてみて、ペースとか色々と勉強になったし、それを今後に活かしていきたいと思います。一戦一戦頑張って、上を目指していきたいです」

●7着の新村穣
「結果を見ると不甲斐ない競走だったと思うんですけど、ちょっと色々と考えることがあって、自力選手ではあるんですけど、どんどん後輩も出てきますし、色んな経験をしていかなければいけない中で、金田君の経験も考えてこの並びになりました。自分がもう少し上手ければ、志田君を牽制できて、金田君も山根君に踏み勝っていて、どちらかが1着を取れたレースだったので、そこは自分の技術不足だったと思っています。番手はこれで3回目、見様見真似でやってみて、結果は着は沈んでしまったけど、今後につながるレースはできたかなと思います」