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ガールズケイリンコレクション2022いわき平ステージトライアル結果
"ガールズケイリンコレクション2022いわき平ステージトライアル"が岸和田、宇都宮、四日市で行われました。
各グループ上位2名と3位の3名のうち選考順位1名の計7名が、5月の日本選手権競輪(GI)で行われるいわき平ステージに進出となります。
各場所とも激戦となりましたが、それを制して勝ち上がった7名。ガールズコレクションに相応しい面々がそろいました。
<岸和田>
1月14日から16日に行われる予定だった岸和田ですが、初日だけで開催打ち切りとなった。
予選1は、打鐘4コーナーから先行していた尾方真生選手が逃げ切りで1着。
予選2は、奥井迪選手と山原さくら選手の激しい先行争いになった。その後ろを取った石井寛子選手が追い込んでいって1着を取った。
2日目以降が打ち切りになった結果、予選1で1着になった尾方選手、石井選手がコレクションへの進出が決まった。

初日 予選1ゴール

初日 予選2ゴール


尾方真生

石井寛子

<宇都宮>
1月23日から25日に行われた宇都宮は、ガールズグランプリ2021覇者の高木真備選手がシリーズリーダーとなり、熱戦を繰り広げた。
決勝戦は、残り1周で飯田風音選手が先行。高木がすぐに巻き返し、叩き合いになった。最終バックで高木が出切り、そのままゴールを目指したが、直線で小林莉子選手に追い込まれた。優勝は小林選手、2着は荒牧聖未選手と102期の2人。2012年7月にデビューした2人が1期生の意地を見せる形となった。
3着に入った高木選手は、四日市の結果待ちとなった。

ゴール

ワンツーとなった102期の小林莉子と荒牧聖未

3着の高木真備

<四日市>
トライアルの最終戦となった1月30日から2月1日にかけて行われた四日市。
決勝戦は、最終ホームから柳原真緒選手がカマシ先行。最終2コーナーから児玉碧衣選手が捲っていき、最終4コーナーで柳原をとらえた。そのまま押し切って児玉選手が優勝。2着は柳原選手と追い込んでいった鈴木美教選手との戦いになったが、ゴール直前に鈴木選手の車が伸びて2着に。
3着の柳原選手だが、高木真備選手の方が選考順位が上のため、この時点で高木選手のガールズコレクション進出が決まった。この直前の2戦で完全優勝を決めていた柳原選手、万全の状態でこのトライアルに賭けていた。結果、わずかでガールズコレクションを逃し、レース後は悔し涙を流すシーンも見られた。そして、鈴木選手に『獲ってくださいね』と自分の分も託していた。

ゴール

優勝の児玉碧衣


2着の鈴木美教

3着で悔し涙が溢れた柳原真緒