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ガールズ6レース制トーナメント in松阪競輪場
ガールズ6レース制のトーナメントが3月4日から6日にかけて松阪競輪場で開催されました。
いつものポイント制ではない勝ち上がりのため、普段とは違う緊張感があったそうです。準決勝3つは走った選手も見ていた選手も普段の決勝が3つ続くようだと言っていました。
優勝した児玉碧衣選手はぜひトーナメントのレースがもっと増えてほしいと話していました。
3月6日、決勝戦
厳しい勝ち上がりから決勝には相応しい面々がそろった。3名の120期が乗ってきたことは今年のビッグレース戦線も新しい選手たちの活躍を予感させる。

1番車・柳原真緒 福井・114期
2番車・山口真未 静岡・120期
3番車・小林莉子 東京・102期
4番車・西脇美唯奈 愛知・120期
5番車・吉川美穂 和歌山・120期
6番車・石井貴子 千葉・106期
7番車・児玉碧衣 福岡・108期

レースは、西脇、石井、山口、柳原、児玉、小林、吉川の並びからはじまった。打鐘になっても動きはなく、最終ホームから西脇が先行。柳原が児玉をずっと見ていたが、柳原が前を向いた瞬間を狙って最終1コーナーから児玉が発進。児玉は最終バックで出切った。そのまま児玉が押し切って優勝。2着は小林。3着は吉川が入線。

スタート

周回


打鐘

最終ホーム


最終バック過ぎ

ゴール

●優勝の児玉碧衣
「トーナメントは初めてだったんですけど、『こういうレースもどんどん入れてほしいね』という話は女子同士でしていました。決勝にあがることは確かに難しいですが、やりがいも感じるレースだったので、今後もこういうレースが増えたらなと思います。これだけ女子が集まる開催もないし、緊張したけど、すごく楽しい開催でした」