実際の例で見てみましょう。以下の表は「KEIRINグランプリ06」のワイドの売上表です。
ワイド
総売上
16,917,300円 |
的中の組み合わせ |
票数 |
売上 |
払戻金額 |
5-6 |
2,329 |
232,900円 |
1,730円 |
5-9 |
7,960 |
796,000円 |
550円 |
6-9 |
4,580 |
458,000円 |
910円 |
ワイドで的中した3通りのうち、1つの組み合わせの払戻金額を求める計算式は以下の通り表すことができます。
( |
払戻金を求めたい組み合わせの売上 |
+ |
不的中の組み合わせの総売上 |
) |
× |
75 |
÷ |
払戻金を求めたい組み合わせの票数 |
= |
払戻金を求めたい組み合わせの払戻金額 |
|
|
的中した組み合わせの数(通常3通り) |
100 |
では5-6の払戻金額を計算してみましょう。上で掲げた式に必要な数値を集めます。
・払戻金を求めたい組み合わせの売上 232,900円
・不的中の組み合わせの総売上 16,917,300【ワイドの総売り上げ】-(232,900+796,000+458,000)【的中した3通りの売上】=15,430,400円【不的中の組み合わせの総売上】
・的中した組み合わせの数 3通り
・払戻金を求めたい組み合わせの票数 2329票
計算式に数字を入れて、5-6の払戻金額を計算してみます。
( |
232,900 |
+ |
15,430,400 |
) |
× |
75 |
÷ |
2,329 |
= |
1,731.333… |
|
|
3 |
100 |
10円未満の端数は切り捨てますので、5-6の払戻金額は1,730円となります。
同様に5-9は
( |
796,000 |
+ |
15,430,400 |
) |
× |
75 |
÷ |
7,960 |
= |
559.623… |
|
|
3 |
100 |
10円未満の端数を切り捨てて550円となります。
|
|