デュッセルの景色、といえばこれなんでしょうか。 |
地下鉄にもなります。 日本人は電車と言ってます。 |
たまに ビストロ なんてのを連結していたり・・・ |
で、唐突ですが、ドイツに来たわけなので外国人です。外国人はやはり不法に滞在するわけにはいかないので、合法的に滞在しなければなりません。ということで、着いて間もなくふわふわした状態のままビザを取りに・・・ビザを取るには写真が必要。ということでまずは日本にあるような証明写真を撮るマシーンへいざ。お金を入れて、えー8ユーロですか、んーじゃあ10ユーロのお札を入れて、お釣りは2ユーロ、えーとお釣り、お釣り、ん、お釣りどこに出てくんの?え、ちょうどじゃなきゃ駄目ですか?お釣り出ない、はーお釣り出ないって書いてある、はーすみません。でもだったら10ユーロなんか受け付けんなよって出ないって書いてありますか。と、ちっちゃな洗礼を受けて少しブルーになりながら、写真撮影。まあ日本と同じような撮影システムなんですが、なんだかく分かりませんがなかなか先に進まず上手く撮れません。ん、ここで嫌な思い出がもわもわと私の頭の中に・・・少し立ちますが日本で免許の更新をしに免許センターへ向かったときのことです。写真を用意していなかった私はセンターへ行く前に同じようなマシーンに。で、自慢じゃないですが、私、いい感じで顔が長いんですねえ。幼少のころから馬面だの馬だの言われ、まあ馬も好きですし、いいですよそれくらい。現実は受け止めないと。ということで、マシーンの椅子をぐるぐるっと下に下げて、あ、ちなみに私、座高も高いんですね。高校生のころに身長190のやつに座高、勝った事がありますよ。ええ。なんで、結構下まで下げるのでここで少しまたブルーになるんですが、はい、目の高さも良さそうだしスタート。ぽんぽんぽんと選択ボタンを押しながら、撮影開始。するとマシーン、「それでは画面の○(まる)の中に顔を合わせてください」と。顔を上げて画面をみるとそこには○に入りきらずにはみ出た私の顔が!・・・マシーンは更に「○の中に顔を合わせて撮影ボタンを押してください」と。やっぱりはまってない。○の中に顔があわない・・・いや、分かってますよ、顔が長いのは。でもこんな密室でこんなマシーンに・・・いや、素直に言います。あれはショックでした。世間とは何かを思い知らされた感じでした。あーあの屈辱・・・と思っているうちになんだかおっちゃんが登場し人の頭を押さえつけて調整。少し手こずりながらも何とかOKで、写真撮影終了。ブルーな気分を引きずったまま、気付くと数時間後にはビザを取得とあいなりましたが、ちょっと淋しいスタートでありました。 |