自転車競技
短距離
中・長距離
複合種目
インディヴィデュアル・パーシュート(個人追抜競走)
 
インディヴィデュアル・パーシュートホーム・ストレッチとバック・ストレッチから相対する2名の競技者がピストルの合図とともにスタートし、お互い前にいる選手(対戦相手)を力の限りを尽くして追い抜く競技。追いつかない場合は、所定の距離を完走し、その完走タイムの優劣によって勝敗が決まる。男子4km、男子ジュニア3km、女子3km、女子ジュニア2kmで行う。

チーム・パーシュート(団体追抜競走)
チーム・パーシュート個人追抜の団体版で、1チーム4名で編成し、ゴールするときの3番目の選手のタイムを計測して優劣を競う。個人追抜と大きく違うところは、4名が空気抵抗による減速と疲労を避けるため、順番に先頭を交代しながらレースを進めていくこと。団体競技ならではのチームワークが見ものだ。

ポイント・レース
20名~30名の選手によって、規定周回ごとに設定された得点の累計によって争う。ポイントレースの成績は、全てポイントで決められる。逃げ切ってメイン集団に対して「1周追いつき」が認定されると、その集団の全ての選手に10ポイントが加算される。逆に、遅れた選手がメイン集団に追いつかれると、-10ポイントが付く。
また、2km毎にスプリントが行なわれ、1位通過者=5ポイント,2位通過者=3ポイント,3位通過者=2ポイント,4位通過者=1ポイント。ポイントが同じであれば、スプリントの勝利数で決定する。優劣がつかない場合は、2着位の数で決定し、さらに同じであれば、ゴール時の着位点で決まる。

マディソン
マディソン名前の由来は、マディソン・スクエア・ガーデンで人気種目であったことに端を発する。この種目はポイント・レースを2人1組で交代しながら行うもの。ポイント・レースの迫力にプラスして、マディソン・チェンジオーバーといわれるチームプレーの巧みな技が十分に楽しめる競技だ。走路を上段と下段に分割して、下段は競走を展開しているエリア、上段は休憩のためのエリアとし、自分たちのスピードを落とさないように交代しながら得点やラップを重ねていく。また、交代するときのパートナーへの合図やタッチの方法も楽しめるポイントだ。
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