現地へは27日の夜遅くに到着したのですが、到着早々、空港、街中のいたるところに看板、フラッグが並んで飾られ、この地の世界選手権成功への意気込みがさっそく伝わってきました。
年間晴天日数が300日以上あるという今年の世界選手権開催地、スペイン・マジョルカ島ですが、あいにく現地に到着以来、雨が続いています。しかし大会の会場となるパルマ自転車競技場はピッカピカの屋根付き新競技場で雨の心配は要りません。選手たちの走った新バンクの感触は上々とのことでしたが、会場のほうは何とか完成にこぎつけたといった印象です。装飾や最後の内装の工事などをやっていましたよ。
今日28日は競輪でいうところの前検日、各チームが明日からの大会に備え、最後の練習で汗を流しました。日本の大会は全プロ選手権をはじめ、何回か観戦したことがありますが、やっぱり世界選はどこを見ても外国人選手ばかり。また、日本に外国人選手を招致する国際競輪ともまた違う雰囲気で、明日からどんなレースを見せてくれるのか俄然楽しみになってきました。
29日の初日は、一日に5種の競技で競う新種目オムニアムをはじめ、男子個人追い抜き、女子チームスプリント、そしてメダルに最も近いと言われ、日本チームが最も期待をかける男子チームスプリントが行われます。ぜひ吉報をお届けしたいですが、注目のエントリーはこれから決めるとのこと。また、直前に終了したばかりの日本選手権の影響がどれほどあるかも心配なところです。
「自転車競技はつまらん」とおっしゃるお客様も多いですが、競輪もれっきとした自転車競技、少しでも興味を持ってもらえるようにこれから4日間、精一杯リポートしますので、皆様よろしくお願いします。
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