第1回ワールドグランプリ及び2003年国際競輪レース記者会見

配信日:2003年3月28日
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本日午後3時より、東京全日空ホテルにおいて「第1回ワールドグランプリ及び2003年国際競輪レース記者会見」が80名を超える報道関係者を集め開催されました。
会見には2003年国際競輪レースに出場する外国人選手8名と、神山雄一郎、村上義弘の両選手が出席し、中野浩一氏の司会により各選手が大会に向けての抱負を語りました。


神山雄一郎
----抱負は?
国際競輪は12~3年前に一度走ったことがあって、その時はボクが核弾頭の役目だったんですけど、簡単に外を捲くられてしまった思い出があります。今回はうまくレースを作って外国人選手に勝ちたいと思います。

----コンディションは?
ダービーの疲れも徐々に回復してきてます。脚のほうは今までの練習の成果が4月頃から出始めて抜群によくなるはず。国際競輪はそれを試すには良いチャンスですね。

----外国人選手との実力の差は?
世界選とかに行くと、フィードラーは超一流ですからね。僕らは常に挑戦者の立場です。フィードラーのものすごいコンセントレーションの仕方とかを見て勉強しているんですけど、なかなか結果に結びついてないですね。
国際競輪は日本での開催ですから、走りなれた走路だし、日本人選手のほうが人数的にも有利だし、今までのようには稼いで帰しませんよ。ジャパンマネーはジャパニーズライダーがもらいますよ。

----ワールドグランプリの作戦は?
(村上に前を回ってほしいと言われ)そうすると切り込んでいくしかなくなるしなぁ。(笑)
トミオ(山口富生)は付いてるだけで精一杯だろうし、岡部は「神山さんの後ろは俺っすよ」って言ってたし・・・どうなりますかね?
村上義弘
----抱負は?
世界の超一流選手と一緒に走れて光栄です。ボクの先行力を見てもらって、名前を覚えてもらえるようにがんばります。

----コンディションは?

ダービーでの落車の影響で今はそんなに良くないですが、次の出場まで間隔が空いているので、ワールドグランプリまでには完璧に仕上げたい。

---ワールドグランプリの作戦は?
ファンは村上・神山の並びを見てみたいのでは?

お客さんは神山・村上も見てみたいんじゃないですかね?(笑)
ジョビー ダイカ(オーストラリア)
コンニチワ!
今のところ調子はすごくいいです。
昨年は総合3位だったので、今年は総合優勝を目指してがんばります。
クレイグ マクリーン(イギリス)
コンニチワ!
日本へのフライトが長かったので、その疲れが抜け切れてない感じですが、第1戦までに体調を整えてピークに持っていきたい。
ホセ アントニオ ビラヌエバ(スペイン)
また日本に来れてうれしいです。

----コンディションは?
体調は良い。1ヵ月半の滞在中にもっと上げていきたい。
アイナルス キクシス(ラトビア)
----抱負は?
今回もいいレースをお見せしたい。ベストを尽くします。

----コンディションは?
学校でいろんな戦法を試してきたので少し疲れはあるけど、コンディションは良い。本番までには間に合わせたい。
ローラン ガネ(フランス)
----コンディションは?
4回目の来日ができてうれしい。調子もいいし、捲くりを武器にがんばりたい。神山選手と競いたい。

----抱負は?
毎年「自分が勝つ」と言い続けてきたけど、実力が発揮できなかった。
今年こそは自分の実力をお見せしたい。
イエンス フィードラー(ドイツ)
また日本に来れてうれしい。今年は日本のトップとの対戦で勝つのは難しいと思うけど、がんばって昨年並みに稼いで帰りたい。

----日本人選手の実力についてどう思う?
世界選では我々のほうが優位に立っていると思うけど、日本で戦うときには日本人選手に「地の利」があるからね。今回はトップクラスの選手との対戦だし、勝てるかどうかは50:50(フィフティーフィフティー)だね。
レネ ウォルフ(ドイツ)
国際競輪に初めて招待されてうれしい。

-----日本の競輪についての印象は?
自転車競技のケイリンと違ってラインを組むので、そのへんに慣れるまでが難しいと思う。

-----得意の戦法は?
捲くりが一番得意だけど、追込みにも自信はある。

----競輪学校のシステムについては?
よくできたプログラムだと思う。練習に集中できる環境があるし、ここまでしているのは日本以外にはないと思う。
テオ ボス(オランダ)
オランダからは二人目の招待で光栄です。ベストを尽くしてがんばります。

-----日本の競輪についての印象は?
ヨーロッパは250mの木製バンクが主流なので、走路の違いが一番大きい。長い距離をスパートしなければいけないし・・・。

-----得意の戦法は?
捲くり。これから経験をつめば、先行もできるようになると思う。

----競輪学校のシステムについては?
技術を学ぶにはよい環境だと思う。若いうちから学べるのはいいですね。