競輪用の自転車パーツでも圧倒的なシェアを誇る「シマノ」を題材にした新刊が発行されました。
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-シマノ-
世界を制した自転車パーツ
堺の町工場が「世界標準」となるまで =山口和幸= |
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(光文社 6月24日刊行/1,600円)
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光文社の政治経済書セクションが、初めて自転車関連の書籍をリリース。書店のビジネス書コーナーで、トヨタやソニーの隣にシマノが並びます。手に取ってページをめくれば、「ブロンドヘアのアンダーソンが愛車カマロから降りるや、STIレバーを試してニヤッと笑った」とか、「カンパニョーロは10段で先行したが、シマノは数年前には14段の特許を取得済み」なんて記述がいたるところに出てきます。
トヨタに先立って確立した冷間鍛造技術、常識外れが生んだ革新的機能、ツール・ド・フランスの優勝を知ることなく他界した敬三社長やデザインの山ちゃん…。会長や社長をはじめ企画、開発、製造の現場、ライバルメーカーの元社長まで、半年間の総力取材を敢行。自転車界のインテルと呼ばれるシマノの強さが明かされます。
(関係資料)
http://www.kobunsha.com/top.html
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