企画展「競輪が果たした社会貢献」を開催中

配信日:2004年3月1日
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企画展「競輪が果たした社会貢献」を開催中
(2月27日より)



昭和23年11月、九州・小倉市(現在の北九州市)で
競輪が誕生して以来、平成14年度までの単券売上額の累計は45兆4,320億円にも達しています。
多くのファンの支持と応援によって得た売上金は、地元財政の健全化、機械工業の振興、公益事業の振興等、広く社会に役立てられてきました。
競輪資料館では、「競輪が果たした社会貢献」と題して、競輪の売上金、競輪選手やスポーツとしての競輪がどのように社会に貢献してきたかをご紹介します。


皆様のご来場をお待ちしております。
開館時間: 開催日の開門から最終レース終了まで

>>競輪資料館へのアクセス




競輪の売上金の仕組みと使途
単券売上のおよそ75%は払戻金として的中者に払戻しされます。残りの25%の中から、日本自転車振興会への交付金(3.3%)と公営企業金融公庫への交付金(1.1%)を除いた20.6%が施行自治体の収益(粗利)となり、従業員への賃金、そのほか競輪を開催するために必要な経費として使用され、その残りが純収益として一般会計に繰り入れられます。地方財政に組み入れられた収益金は、その健全化に大きな役割を果たし、学校、病院、道路整備等公共施設の充実と地域住民の生活、福祉の向上のために役立てられています。
日本自転車振興会への交付金は、機械工業の振興のために使われる一方、体育振興、社会福祉の充実、医療の向上、そして災害の援護や復旧、また競輪の公正かつ円滑な実施を図るための事業にも使われています。
このように、競輪の収益金は適性かつ効果的に社会に還元されているのです。
社会福祉法人への補助事業
川崎市中原区の「社会福祉法人 しいの実会」は、昭和62年に誕生し、平成14年に社会福祉法人として認可されました。昨年9月に日本自転車振興会よりの補助金で念願のオーブンと冷凍冷蔵庫を購入し、「おかし工房しいの実」として、手作りのケーキやパン、クッキーを販売しています。
 
自転車等機械工業振興補助事業
○機械工業における構造改革の推進のための事業環境の整備
○地域の機械工業と中小機械工業の事業展開の促進
○機械工業における循環型経済社会の構築に向けた取組の促進
○機械工業における国際交流の推進
     
公益事業振興補助事業
○体育、環境などの公益の増進
○社会福祉の増進
○非常災害の復旧、援護
○地域振興
 
愛・地球博 愛知万博への寄付
愛・地球博協賛レースの収益金の一部が、2005年3月25日から愛知県で開催される愛・地球博へ寄付されました。