アテネオリンピック代表候補選手共同記者会見

配信日:2004年6月9日
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 9日午後1時より、日本自転車会館イベントホールにおいて「第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)自転車競技日本代表候補選手共同記者会見」が行われました。代表候補選手からは7名が会見に参加し、競輪選手では昨日まで高松宮記念杯に出走していた伏見俊昭(75期・福島)・長塚智広(81期・茨城)の2選手がオリンピックへの抱負を語ってくれました。また、今日は都合で会見は欠席しましたが、井上昌己選手(86期・長崎)も代表に選ばれ、チームスプリントはこの3人でアテネオリンピックに臨むことになります。

 なお、1Kmタイムトライアル・ケイリン・スプリントの各種目に誰が出場するかは現在未定です。

 ロード・マウンテンバイクの出場選手とあわせて、会見の模様をお伝えします。

 また、代表候補選手を応援する「サイクルスポーツフェスティバル2004」が6月23日(水)東京ドームで行われます。詳しくは >> こちら



 

アテネオリンピック代表候補選手名簿
 
選手名
種目
選考理由
1

伏見 俊昭

トラック短距離
2004トラック世界選手権チームスプリント第7位

2

長塚 智広
トラック短距離
2004トラック世界選手権チームスプリント第7位

3

井上 昌己
トラック短距離
2004トラック世界選手権チームスプリント第7位
4
飯島 誠
トラック中距離
2004トラック世界選手権ポイントレース第6位(選考順2位)
5
大菅 小百合
トラック短距離
2003Bトラック世界選手権500MTT第1位
6
田代 泰崇
男子個人ロード
2004全日本選手権エリート男子個人ロード第1位
7
鈴木 真理
男子個人ロード
2004全日本選手権エリート男子個人ロード第2位
8
沖 美穂
女子個人ロード
2004UCI女子ロード個人ランキング第51位(4/30付)
2004全日本選手権エリート女子個人ロード第1位
9
唐見 実世子
女子個人ロード
2004全日本選手権エリート女子個人ロード第2位
10
竹谷 賢二
マウンテンバイク
マウンテンバイク日本代表選手選考大会第1位
 ※ 井上昌己、田代泰崇、沖美穂選手は都合により会見を欠席しました。



伏見 俊昭
(トラック短距離)
「代表に選考され大変うれしいです。シドニー五輪の落選から4年越しの想いが叶いました。チームスプリントで長塚君と井上君と共に選ばれているので、自分は2走目だと思いますが、長塚君とのコンビネーションを合わせられるのは自分だけだと思っています。今後は2ヶ月ほど本業の競輪を休んで、合宿や練習に入ります。このアテネが最後のチャンスだと思っているので、自分に妥協せずに頑張りたいです」
 
長塚 智広
(トラック短距離)

「前回のシドニーオリンピックではチームスプリントで5位だったのですが、今回はそれ以上を目標にしたいです。自分は1走目なので、自分のダッシュでアドバンテージを取っていける走りをしたいです。チームスプリントはコンビネーションが非常に大事なので、これからの合宿などでチーム力を高めていきたいです」

 

 
飯島 誠
(トラック中距離)
「ポイントレースで2回目の出場になります。オリンピックの出場枠を取るハードルが非常に高かったですが、取れてホッとしています。世界との差はありますが、今年のW杯、世界選手権を転戦してその差は縮まったと感じています。ポイントレースは展開に上手く乗れるかどうかが勝負の分れ目ですので、どんな展開にも対応できる脚力を残りの2ヶ月で作っていきたいです」

大菅 小百合
(トラック短距離)
「正式に代表に決まってうれしいです。このシーズン(W杯4戦)は自分が思ったようには来ていませんでしたが、世界選に出場できなくて一度日本に戻ってきて、またアテネに向けて頑張ろうという気持ちに切り替わってきました」
 
鈴木 真理
(男子個人ロード)
「世界とのレベルの差はありますが、ヨーロッパの選手に認められるように頑張っていきたいです。何とか上位に食い込みたいですが」
 
唐見 実世子
(女子個人ロード)
「沖美穂さんとはタイプが違いますが、沖さんは日本のエースなので何とかサポートできるようにしたいです。前半から展開に絡めるレースをしていきたいです」

竹谷 賢二
(マウンテンバイク)
「マウンテンバイクは世界との差が圧倒的にありますが、日本の代表に選ばれたので、北京やその次のオリンピックにマウンテンバイクの選手が続くように頑張りたいです。また、日本ではまだまだマウンテンバイクはメジャーではありませんが、オリンピック種目にもあることを広くアピールできたらと思います」
 
少し緊張気味の代表候補選手
 
 
 
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