第2回競輪政策決定会議の審議結果について  

配信日:2004年7月15日
2004年7月ニュース一覧に戻る
 本日、平成16年度の第2回競輪政策決定会議(議長 小川邦夫 日本自転車振興会会長)が開催され、平成14年度から取り組んでいる「競輪構造改革」の進捗及び今後の取り組みについて、以下のとおり取りまとめましたのでお知らせいたします。


競輪はお客様の立場に立った改革を推進しています。
競輪政策決定会議
「わくわくする競輪」を目指します!
 
競輪界では、平成14年度から、お客様の立場に立った「競輪構造改革3ヵ年」計画に取り組んでいます。「わくわくする競輪」を目指し、これまでにいくつかの新しい試みを実現しました。
引き続き、より一層のご支持を得るため、お客様の立場に立った改革に取り組んでまいります。


■「競輪構造改革3ヵ年計画」の進捗状況


1.わかりやすさを提供しています

(1) これまでに実施した事業
 
1.
審議ビデオの公開
 
2.
ルールの抜本的な見直し

(2) 今後の取り組み
 
1.
審判放送の更なる統一
判定結果のわかりやすい説明放送を実施するとともに、発売の広域化に伴い審判放送の統一を図っていきます。
 
2.
初心者向けの環境整備
初心者教室等を通じ、競輪の醍醐味や面白さをわかりやすく伝えていきます。


2.おもしろさを提供しています

(1) これまでに実施した事業
 
1.
新番組関連制度の実施
 
2.
新賭式(3連単等)の全場導入
 
3.
共通ポイントカードの拡大

(2) 今後の取り組み
 
1.
FⅠ・FⅡの活性化
16年7月より、FⅡの新しい対戦システム「A級ツイントーナメント」を9競輪場で実施しています。また今後、競輪場内にアミューズメント・エリアを設置したり、地域観光事業とタイアップしたツアーを実施する等、レース以外でも楽しめる事業を推進していきます。
 
2.
GⅠ・GⅡの魅力アップ
17年度以降、ナイター競輪での特別レース「サマーナイトフェスティバル」の新設やオールスターの5日制への移行、東西王座戦の3日制による1節開催への移行等GⅠ・GⅡの魅力アップに取り組んでいきます。
  3. 競技演出のエンターテイメント性の向上
バンクのカラー化や映像・音響の演出、競技演出等の工夫によりエンターテイメント性の向上を図ります


3.便利さを提供しています

(1) これまでに実施した事業
 
1.
専用場外車券売場開設の推進
 
2.
ナイター競輪の拡充
 
3.
インターネット投票の開始
  4. Yahoo!スポーツ」に競輪サイトを開設
  5. ネットバンク投票の開始
  6. GPにおける全場場外発売の実現


(2) 今後の取り組み
 
1.
専用場外車券売場の設置推進
競輪空白地域での場外車券売場の設置を推進するとともに、小規模場外(ミニ場外)の設置を推進していきます。
 
2.
ITを活用した投票利便性の向上
デジタル時代に対応した販売方法を検討していきます。
 
3.
ナイター場間場外の拡大
17年度にナイターによる初のビッグレース「サマーナイトフェスティバル」を創設し、お客様が来場しやすい開催といたします。


4.快適さを提供しています

(1) これまでに実施した事業
    在席投票システムの導入

(2) 今後の取り組み
 
1.
快適な競輪場づくり
「全競輪場サービス実態に関する調査(ミシュラン調査)」の結果を踏まえ、『ホスピタリティ(おもてなし)』をキーワードとした快適な競輪場づくりを目指し、施設面、運営・演出面、接客面の改善を図っていきます。
 
2.
在席投票システムの拡充
導入エリア拡大、携帯端末(PDA等)での車券購入に向けた改善改良に取り組みます。


5.世界への挑戦を続けます。

(1) これまでに実施した事業
 
1.
自転車競技者層の底辺拡大
 
2.
国際競輪のリニューアル

(2) 今後の取り組み
 
1.
アテネオリンピックへ向けた積極的なPR
ア. 自転車競技サポーターの募集・結成を通じ、オリンピック競技である「競輪」をアピールしています。
イ. テレビで特別番組やCFを放映し、トップアスリートとしての選手の素顔をアピールしています。
ウ. 新聞及び雑誌広告や競輪場及び周辺地域でのイベントなどを通じ、オリンピックへ向けた期待感を盛り上げています。
 
2.
世界レベルの選手育成・強化
北京オリンピックへ向け、選手のモチベーションを向上させるための環境整備を行うとともに、指導マニュアルの充実及び指導者のレベルアップを図ります。