アテネオリンピック自転車競技トラック日本チーム凱旋! |
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配信日:2004年8月28日 |
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アテネオリンピックのチームスプリントで銀メダルを獲得した伏見俊昭、長塚智広、井上昌己の3選手を含むトラック日本チームが本日15時成田空港に無事帰国しました。空港ではファン、報道陣併せて200名を越える人々が選手団の帰国を待ち受け、伏見を先頭に選手団が到着ゲートから現れると、報道陣のフラッシュの嵐の中大歓声が巻き起こりました。長塚選手が姿を現すとアトランタオリンピックで銅メダルを獲得した十文字貴信選手ら茨城支部の面々が万歳の大合唱で出迎え、選手達はその後記者会見に臨みました。 |
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ゲーリー・ウエスト監督 今回の日本チームは困難な状況の中で非常に良いパフォーマンスを見せてくれた。薬物に頼らずに勝ち取ったクリーンなメダルであることを心から誇りに思う。 ---------今後の日本チームは? 今の状態を維持すれば金メダルが保障されているわけではないし、世界選、W杯に限らず良い結果をあげるにはしっかりとした準備が必要だ。これから北京に向けて、早速ナショナルチームの選考からスタートする。 |
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伏見俊昭 3人が最高のパフォーマンスを発揮できて、最高の結果を出せたことを誇りに思う。自分が一番年長だったけど、頼もしいパートナーに恵まれて最高の結果が出せた。 ---------銀メダル獲得の要因は? チームと言っても個人個人の努力の積み重ねだし、それぞれの努力が発揮できた結果だと思う。 ---------銀メダルの実感は? ようやく実感がわいてきた。まず、親に渡したい。 ---------北京オリンピックは? その時は僕も32歳になっているし、挑戦できる立場にいれば挑戦したい。まずは国内の競輪でがんばって、それが4年後につながればいいと思う。 ---------今後の予定は? この3ヶ月間アテネに向けて集中してきたので、少し休養をとってからオールスター競輪に向けての調整に入りたい。 |
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長塚智広 シドニーが終わってから4年間かけて最高の結果が出せた。伏見さんや井上君に感謝したい。 ---------銀メダル獲得の要因は? ひとりがコンマ2秒ずつタイムを縮めるのが具体的な目標だったので、それ以上に縮められたことが銀メダルにつながったんだと思う。 ---------銅メダルの十文字を越えた? 銀だから越えたという気持ちはない。十文字さんがいたからここまでこれた。これからどうやって恩返しをすればいいか考えている。 ---------北京オリンピックは? 次は金メダルしか残ってないので、この3人で目指せたらいいと思う。 ---------今後の予定は? まず、お世話になった皆さんに帰国の挨拶をして、少しゆっくりしたい。しばらく会ってなかったんで友人達と騒ぎたいです。 |
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井上昌己 3人でがんばった成果が出せてうれしい。伏見さんの言葉を借りれば、頼れるパートナーに恵まれたおかげだと思う。 ---------銀メダル獲得の要因は? コロラドでの厳しいトレーニングの成果だと思う。腰の故障についてはドクターと相談しながら調整した。本番でも痛みはあったけど、そんなこと言ってられなかったですから。 ---------北京オリンピックは? 本業の競輪での実績がないので、まずはそちらで結果を出したい。 ---------今後の予定は? まずは両親とおじいさん、おばあさんに銀メダルの報告をして、少し休んでからオールスター競輪に向けての調整に入りたい。 |
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大菅小百合 自己ベストは出せたので結果には満足している。この経験を冬に生かしたい。 ---------今回の感想は? 冬よりはリラックスして参加できたと思う。 ---------今後の予定は? しばらく休んでから、9/13からの日光合宿に参加して、10月末の日本代表選考会に出場する予定。 |
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飯島 誠 自分なりにがんばったつもりですが、今回の結果は少し残念でした。 ---------今後の予定は? 長いこと家を空けていたので、しばらくは家族とゆっくり過ごしたい。 その後は10月頃からロードを中心に活動していく予定。 |
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