第91回生徒の参加実習が千葉競輪場で行われました。

配信日:2005年12月19日
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 12月12日(月)から14日(水)までの3日間、千葉競輪場で日本競輪学校第91回生徒の参加実習が行われました。
 参加実習とは、競輪選手として開催に参加する際の様々な手続きを学ぶ実地体験学習の場です。生徒は、管理部門で競輪参加の手続きやレース出走前後の流れ、検車部門では検車の手続きを学びました。また、競輪学校には無い500m走路を使っての競走訓練では、初めは500m走路に戸惑っている生徒も見受けられましたが、3日間でだいぶ走り方を覚えることができたようです。
 千葉市や南関東自転車競技会の方をはじめ、多くの方々の協力のもと今回も例年通り参加実習を行うことができました。生徒たちは、参加実習で学んだ経験を活かし、ファンや関係者の方々の前で素晴らしい競走を見せるのではないでしょうか。

検車場で検車を受けているところ
競走訓練の様子
<検車場で検車を受けているところ>
<競走訓練の様子>

 

参加生徒コメント

生徒会長 齋藤 和伸
(埼玉・24歳)

齋藤和伸私たちがプロとしてデビューしたときの予行練習として、12月12日~14日の日程で、千葉競輪場へ行ってきました。そこで実際の競輪参加に準じて、参加の受付、身体検査、自転車の検査等を実施し、合格した者が競走訓練に参加できるとあって本番さながら大変な緊張感の中、進行されました。特に自転車の検査では、実際に現場で働いている検車員の方々に自転車をチェックしていただき、万全の準備、整備をしてきたにもかかわらず緊張してしまいました。他の生徒も自分の自転車のチェックを固唾を飲んで見守っていました。
また、千葉競輪場の周長は500m走路で、学校には無い周長なので、とても良い経験ができました。
最後に、この参加実習に協力していただいた、施行者の方、南関東自転車競技会の方々に厚く御礼申し上げます。私たちが競輪選手として活躍できるのは、多くの方々の協力があってこそだと実感しました。期待に応えられるように、日々練習に精進し良い競走が出来るように努力したいと思います。
 
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