平成17年優秀選手表彰式・広報大賞表彰式について

配信日:2006年2月2日
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 本日、赤坂プリンスホテル新館2階「クリスタルパレス」において、平成17年優秀選手表彰式及び広報大賞表彰式が行われましたので、その模様をお伝えします。

寛仁親王殿下ご臨席の下、600名のお客様にご出席いただきました。


 

はじめに、下重会長の挨拶がありました。

「私が会長になってから半年経つが、競輪の厳しい状況に変わりは無い。しかし、最近は生活に身近な自転車がブームになりつつあり、また競輪の持つスポーツ性、国際性でほのかな明るさが見えてきている。これからも、閉ざされた競輪ではなく、開かれた、明るい競輪にしていきたい。」

 最優秀選手賞の加藤慎平選手には、選手の憧れであるチャンピオンブレザーが贈られました。






>> 平成17年表彰選手はこちら


 
 
武田選手が自分のパネルに直筆サイン。このパネルは「月刊競輪」の読者にプレゼントされます。


 
また、平成17年広報大賞の表彰式を行いました。大賞には各地で話題沸騰中のレディス・ケイリン・レーシングチーム「すぴRits」が選ばれました。




 
 広報大賞優秀賞に選ばれた長塚智広選手。復帰も間近なようです。

 





 
 その後祝賀会が行われました。

 優秀選手が壇上に上がり、中野浩一さんとのトークショーで盛り上がりました。

 





 
後閑選手

「振り返れば昨年は幸せな一年だったと思う。競輪祭を優勝して早めにグランプリへの出場権を手に入れられたので、計画的に練習することができた。グランプリでは、自分のスピードの方が加藤君より上回っていたので手を挙げた。ゴール後の2周は本当に気持ちが良く、慎平君には悪いことをした。ギャンブルレーサーの最終回で自分がグランプリを優勝したことになっているし、今年こそは本当に優勝したい。今からハンドル投げと、手を挙げる練習をしておきます(笑)。」


 
山崎選手

「武田さんとの対戦は緊張する。今年は地元でGIがあるので、まずはそこを目標に最低決勝戦には乗りたい。自分は元々競輪が好きで、グランプリは自分の憧れであり夢。今年出場するために1年間頑張りたい。」


 
神山選手

「昨年は、基本的にいい年だったが、グランプリに今年も優勝できなかったのでそれが残念。グランプリに優勝したことがないので、いい正月を迎えられたことがないんですよ(笑)。まだ調子も上がっていないし、今年のことはなんとも言えない。ちょっとでも成績が悪いと「神山は終わったな」と言われてしまうが(笑)、体調さえ良ければまだ戦える。今年も狙ったレースを確実に勝ちたい。ダービーはまだ寒くて調子が上がりきってはいないと思うので、宮杯ぐらいから狙っていきたい。」


 
小嶋選手

「寛仁親王杯を優勝したこともあり、殿下の視線が気になりました(笑)。今年も一戦一戦頑張って走るが、この間の高松記念や競輪祭のように体調が安定しないので難しい。今月末には良くなる予定なので(笑)、ダービーに向けてボチボチ行ってみようかなという感じです。年齢も取っているが、不器用なのでこれからもタテの脚で勝負していきたい。」


 
武田選手

「昨年は期待を裏切る走りをしてしまっているが、正直行って疲れもあった。今年は先行力にさらに磨きをかけて、来年この舞台で最優秀選手賞に選ばれるように頑張りたい。」


 
加藤選手

「12月は自分が想定していた以上の結果だった。競輪祭は決勝が終わってからすぐ反省する点があったので、こんな状態では勝てないなと思った。お客さんも関係者も、ユニフォームが変わっただけでやはり見方が違うのを感じる。でも、もう自分がチャンピオンだとは思わず、気合いで熱い走りをしたい。この舞台に立つのは選手全員の憧れ。この喜びをかみしめて、来年もぜひこの舞台に立てるように今年1年がんばりたい。」




 表彰式に招待されたファンの皆さんは、トップレーサーと触れ合えるめったにないチャンスを存分に楽しまれていました。選手の周りには即席のサイン会や握手会の会場ができあがり、選手もファンとの交流を楽しんでいました。